月刊 兵藤公美 with 四方智子 8月号(第2回/全3回)
「ラジオのようなブログ記事」──それが『月刊 兵藤公美 with 四方智子』。
俳優・兵藤公美(映画美学校アクターズ・コース講師)が、映画美学校事務局の四方智子と共にお話する企画です。
第4回の8月号は、公美さんが「歯の治療直後」でお酒NGということもあったので、デザートを食べられるデニーズでの収録となりました。「もっと真面目な話をして、どうぞ」というお声を頂いたということで、今回は『日本文学盛衰史』の振り返りから、「演技について」「上手い演技とは?」という真面目なテーマを、長い枕の後にしっかりお送り致します(収録日:7/23)。
※いきなり超真面目な話になったり、わけの分からない近況報告になったり、話があっちゃこっちゃ飛びまくりますが、あえてまとめず・なるべくカットせず、むしろそれを押し出しています。「ラジオ感覚」でお付き合い下さい。
四方智子(以下四方) とにかく、私が凄い太ったよって話ですよ。やっぱり自分の頭の中にある形みたいなのがずっとあって……
兵藤公美(以下兵藤) どういうこと?
──(笑)
四方 (笑)もちろん細くはないんだけど、なんか分かりません?
兵藤 フォルムってこと?
四方 フォルムっていうか、自分の、なんだろ、体積?(笑)。記憶の中の自分の身体は多分、他者の眼というか、客観的に見るより多分1割減とか2割減なんですよ。
兵藤 はい。
四方 で、まず体重が凄い数字をたたき出してしまったんですね。
続きを読む月刊 兵藤公美 with 四方智子 8月号(第1回/全3回)
「ラジオのようなブログ記事」──それが『月刊 兵藤公美 with 四方智子』。
俳優・兵藤公美(映画美学校アクターズ・コース講師)が、映画美学校事務局の四方智子と共にお話する企画です。
第4回の8月号は、公美さんが「歯の治療直後」でお酒NGということもあったので、デザートを食べられるデニーズでの収録となりました。「もっと真面目な話をして、どうぞ」というお声を頂いたということで、今回は『日本文学盛衰史』の振り返りから、「演技について」「上手い演技とは?」という真面目なテーマを、長い枕の後にしっかりお送り致します(収録日:7/23)。
※いきなり超真面目な話になったり、わけの分からない近況報告になったり、話があっちゃこっちゃ飛びまくりますが、あえてまとめず・なるべくカットせず、むしろそれを押し出しています。「ラジオ感覚」でお付き合い下さい。
【プロフィール】
兵藤公美:俳優/青年団所属。映画美学校アクターズ・コース講師。
横浜市出身。桐朋学園大学芸術科演劇専攻、専攻科卒。京都造形芸術大学、洗足学園音楽大学講師。96年、平田オリザ主宰劇団青年団入団、現在在籍。青年団に出演の他、多数の 劇団に客演参加し、近年は映像作品の他、自身でも公演の企画制作をてがけ意欲的に活動中。映画出演作として『あおげば尊し』『このすばらしきせかい』『東京人間喜劇』『歓待』『SHARING』『ふきげんな過去』などがある。
四方智子:映画美学校事務局員。フィクション・コース第2期修了生。
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四方智子(以下四方) 公美さん、行ってきましたよ『日本文学盛衰史』。お邪魔しました。
※『日本文学盛衰史』──青年団第79回公演。原作:高橋源一郎/作・演出:平田オリザ。吉祥寺シアターにて全32ステージ、7/9まで上演された。
兵藤公美(以下兵藤) ありがとうございました。来てもらってー。
四方 ホントにかわいかったー。公美さんがかわいかったー。
兵藤 ホントに? 私カワイイ??
四方 公美さんの夏目漱石がかわいくて仕方なかった。
※兵藤が演じたのはあの文豪「夏目漱石」だった。
続きを読む月刊 兵藤公美 with 四方智子 5・6月号(最終回/全3回)
「ラジオのようなブログ記事」──それが『月刊 兵藤公美 with 四方智子』。
俳優・兵藤公美(映画美学校アクターズ・コース講師)が、映画美学校事務局の四方智子と共にお話する企画です。
第3回の5・6月号は、つい先日突然の閉店で衝撃を与えた、映画美学校の渋谷移転以来「受講生・修了生・講師ご用達の店」として愛された「興和軒 渋谷店」にて収録しました。
テーマは「仕事外の時間の過ごし方」から始めたのですが、いつの間にか「男女差別について」「ハラスメントについて」などにまで話は広がっていきました(収録日:4/22)。
兵藤 やっぱり…………葛藤ってさ、ドラマだよね。ウーロン茶くださーい!
──いきなりなんですか(笑)。
四方 今日そういう話を、シンちゃんが来る前にしてたんですよ。
兵藤 女の人っていうのは葛藤があるからドラマがあって…
──男には葛藤がない?
続きを読む月刊 兵藤公美 with 四方智子 5・6月号(第2回/全3回)
「ラジオのようなブログ記事」──それが『月刊 兵藤公美 with 四方智子』。
俳優・兵藤公美(映画美学校アクターズ・コース講師)が、映画美学校事務局の四方智子と共にお話する企画です。
第3回の5・6月号は、つい先日突然の閉店で衝撃を与えた、映画美学校の渋谷移転以来「受講生・修了生・講師ご用達の店」として愛された「興和軒 渋谷店」にて収録しました。
テーマは「仕事外の時間の過ごし方」から始めたのですが、いつの間にか「男女差別について」「ハラスメントについて」などにまで話は広がっていきました(収録日:4/22)。
──お二人は辛いもの、大丈夫ですか? 私、興和軒に3人以上で来ると必ず頼む料理があるんですけど…
四方 あ、じゃあそれいきましょう。
兵藤 食べてみたい。
四方 でも自分が何が好きかって、やっぱり鉄道の何が好きかまでちゃんと言語化していなかったから、言えてスッキリしました。
──ハーブ系は何に惹かれているんですか? 興味を持ったきっかけはお母様の植物だったというのは分かったんですけど、イヤだったら続かないじゃないですか。
続きを読む月刊 兵藤公美 with 四方智子 5・6月号(第1回/全3回)
「ラジオのようなブログ記事」──それが『月刊 兵藤公美 with 四方智子』。
俳優・兵藤公美(映画美学校アクターズ・コース講師)が、映画美学校事務局の四方智子と共にお話する企画です。
第3回の5・6月号は、つい先日突然の閉店で衝撃を与えた、映画美学校の渋谷移転以来「受講生・修了生・講師ご用達の店」として愛された「興和軒 渋谷店」にて収録しました。
テーマは「仕事外の時間の過ごし方」から始めたのですが、いつの間にか「男女差別について」「ハラスメントについて」などにまで話は広がっていきました(収録日:4/22)。
※いきなり超真面目な話になったり、わけの分からない近況報告になったり、話があっちゃこっちゃ飛びまくりますが、あえてまとめず・なるべくカットせず、むしろそれを押し出しています。「ラジオ感覚」でお付き合い下さい。
【プロフィール】
兵藤公美:俳優/青年団所属。映画美学校アクターズ・コース講師。
横浜市出身。桐朋学園大学芸術科演劇専攻、専攻科卒。京都造形芸術大学、洗足学園音楽大学講師。96年、平田オリザ主宰劇団青年団入団、現在在籍。青年団に出演の他、多数の 劇団に客演参加し、近年は映像作品の他、自身でも公演の企画制作をてがけ意欲的に活動中。映画出演作として『あおげば尊し』『このすばらしきせかい』『東京人間喜劇』『歓待』『SHARING』『ふきげんな過去』などがある。
四方智子:映画美学校事務局員。フィクション・コース第2期修了生。
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四方智子(以下四方) あのですね、今日、観劇に行って来たんですが、たまたま大石さん(大石恵美:アクターズ・コース第4期修了生・第7期TA)がいて。で、大石さんに「この後、私、月刊の収録に行くんだ」って言ったら、「じゃあ是非、大石家でやって!」って。
兵藤公美(以下兵藤) ありがとうございます。
四方 「全力で、家、空けます」って言ってました(笑)。
兵藤 大丈夫かな(笑)。パワーじゃない?
四方 パワーじゃなかった。だって、私、別に、無理矢理「空けなさい!」とは言ってない。
兵藤 ノーパワー?
──パワーってパワハラのことですか(笑)。
続きを読む『S高原から』公演終了後座談会(最終回/全4回)
大好評のうちに幕を閉じた、映画美学校アクターズ・コース 2017年度公演『S高原から』。
その出演者、そしてアクターズ・コース講師による座談会の模様をお送り致します。
(収録:2018/3/9)
【座談会参加者】
(以上 映画・演劇を横断し活躍する俳優養成講座2017受講生)
川井檸檬、木下崇祥(以上 『S高原から』出演者)
井川耕一郎、兵藤公美、山内健司(以上 アクターズ・コース講師)
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高羽 そして、小屋入りです。やっと小屋入りまで来ました。(進行台本を読んで)一番最初に「山内さんの手作りベンチ・テーブル一日で終わる」って書いてある(笑)。
全員 (笑)
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大好評のうちに幕を閉じた、映画美学校アクターズ・コース 2017年度公演『S高原から』。
その出演者、そしてアクターズ・コース講師による座談会の模様をお送り致します。
(収録:2018/3/9)
【座談会参加者】
(以上 映画・演劇を横断し活躍する俳優養成講座2017受講生)
川井檸檬、木下崇祥(以上 『S高原から』出演者)
井川耕一郎、兵藤公美、山内健司(以上 アクターズ・コース講師)
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小林 佐々木(田中が演じた役)が凄く難しかったですよね。一言一句が凄く難しい役だなと思ったんですけど。
田中 どこらへんがですか?
小林 なんか、1個間違えると…
高橋 用語の説明だから?
高羽 説明的なセリフだから。
小林 「あの、なんか」は「なんか、あの」ではダメ、みたいな。
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