映画美学校アクターズ・コース ブログ

映画美学校アクターズ・コースの公式ブログです。アクターズ・コース2018年度公演「革命日記」2019/3/6(水)〜3/11(月)上演!

コラム

【SFリレーエッセイ第1回】「Sっぽいの、好き」(古澤健)

今回のアクターズ・コース公演「石のような水」は、もともと映像作家アンドレイ・タルコフスキーのSF作品からインスパイアされて作られた作品です。 SFとは……サイエンスフィクションという意味。 考えてみると、映画美学校で最近制作された作品もSF作品が多…

「なぜ俳優は演技するのか?」

なぜ俳優は演技するのか?ということをいつも何となく考えてきた。 もう少し具体的に言うと、 「なぜ日常生活でも何らかの役割を演じているにもかかわらず 俳優はフィクションという枠組みの中ででも演技するのか?」 ということだ。 一体、どのような欲望が…

自分という土壌を耕すこと 〜「俳優」という存在について(2)

◆言葉とどう付き合うのか 古澤 僕は公演を2回拝見したんですが、まず謎だったのは、このマンションはどの街にあるのだろう、ということ。僕の勝手な仮説で言うと、大宮だ、というのが結論なんですが。松井 (笑)古澤 「典子」の妹が「今からなら終電に間に…

自分という土壌を耕すこと 〜「俳優」という存在について(3)

◆俳優に問われるのは才能より努力 古澤 もうひとつ、お聞きしてみたいんですが。今回は平田オリザさんの既存の戯曲があったわけですが、「まるでアテ書きみたいだった」という感想を、多く耳にしたんです。僕もそう感じました。これは、どういう現象なんでし…

自分という土壌を耕すこと 〜「俳優」という存在について(1)

とにかく、しゃべろう。熱が冷めないうちに。そんなふうにしてこの対談はセッティングされました。アクターズ・コース第2期修了公演『革命日記』から約1週間後の3月30日、演出を手がけた松井周と同コース主任講師の古澤健による対談です。観客の多くが息を呑…