映画美学校アクターズ・コース ブログ

映画美学校アクターズ・コースの公式ブログです。「映画・演劇を横断し活躍する俳優養成講座2018」9/3(月)開講!

批評

ある稽古

前日、ほとんど寝てないまま向かった稽古場。アトリエ春風舎についたら、大学の大先輩である山岡先輩の照明に皆さんが照らされていて、その瞬間に眠気とか、なんだか、忘れさせられて。温かく包んでくれるのに、突き放してもくる照明。ちょっと怖くもある。…

感想文

なかなかたどり着けなくて、交番二箇所と道端のインドカレー屋のおじさんに道を尋ねていたら遅刻してしまった、30分も遅れた、13時半になっていた。 私は、舞台や批評の勉強をしている訳でもなんでもない観劇初心者の高校二年生で、だから何に気づけて何をか…

『革命日記』の観察日記 その3

劇場に着いたら、制作嬢が豆ごはんを炊いていた。別のボウルには、できたて混ぜごはん。劇場入りしてからの皆の食事は、ここで、炊き出しされているという。「ここは青年団の、もの作り工房なんです」と山内健司。ここで煮炊きしながら、腰も腹も据えて芝居…

稽古場見学日記―俳優と観客が出会うことについて

7年くらい前から演劇を見続けているが、この度初めて稽古場というものに行った。15日金曜日、18時半頃に映画美学校を訪ねたとき、ちょうど休憩中だったようで、床に服やカバンや飲みかけのペットボトルが散乱する中、俳優たちは食事をしていた。 まずこの状…

ある世界の構成

演劇の稽古なるものを見るのはほぼはじめての経験だった。いろいろ新鮮なおどろきはあったのだけれど、ぼくがもっとも強く感じたのは自分が文章を推敲する感覚にきわめて近い作業が行われていることに対するなるほどという感情だ。自分がふだんしていること…

『革命日記』稽古場見学 ~秘密基地に入る~

小学校の体育館裏には、ほとんど誰も通らない狭い一本道があって、意外にも丹念に手入れされているその細道は、体育館と、学校敷地の内と外を隔てる背の高い金網とのあいだに挟まれていた。金網には一か所、大きく破れた部分があった。 よく晴れた春のある日…

My革命日記

昨日は平年より10日も早くサクラが開花した。革命日記スチール担当の下江隆太です。 映画美学校での稽古も昨日が最後。14時から始まっていたが、少し遅れて見学させて頂く。演出家の松井さんと、アクターズ・コースの俳優たちの台詞と動き、交わされる言葉と…

『革命日記』の観察日記 その2

この日の稽古は妙に緊張していた。演出・松井も、前回と比べると、悩み悩み稽古をつけている。「なんでかな、なんかここが、スムーズに行かないよね……」少し遡って、もう一度やってみる。そうやって芝居を遡るうちに、俳優たちの芝居も自然と変わってくる。…

演劇と批評について

このブログは映画美学校アクターズ・コース初等科第2期修了公演『革命日記』(作・平田オリザ、演出・松井周)の公演に先駆けて、関連するさまざまな情報を発信していくための場として設置されました。同時に、ともに映画美学校の講座であるアクターズ・コ…

『革命日記』の観察日記 その1

この日が、最後である。翌日から、稽古開始は13時。朝から晩まで彼らはみっちり『革命日記』に向き合うことになる。そうなる前の、最後の1日に、えいやと押しかけてみた。 稽古開始は19時。 三々五々集まってきた出演陣が話していたのは「ごはん問題」だ。…