映画美学校アクターズ・コース ブログ

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石のような水 ーインタビュー特集 Vol.2—

 映画美学校のアクターズ・コース。その2014年度の受講者による修了公演、「石のような水」が2015年04月10日から12日の計5回、アトリエ春風舎で上演されます。その修了公演に出演される11人がどのような人物なのでしょう。

1.    映画美学校のアクターズコースに来たのは何故か?
2.    修了公演「石のような水」をどのように観て欲しいのか?
3.    修了公演を終えた後、どのように活躍していきたいのか?

これらの質問を投げかけて、なかむらなおきと吉田髙尾がいろいろ聞いてみました。

 2回目はゾーンに旅立つ女子高生の前田美鈴と、死んで幽霊となってしまった高校生の池田光一を演じる2人です。

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前田美鈴 :佐藤陽音

 

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池田光一 :しらみず圭

1.    映画観学校のアクターズ・コースに来たのは何故か?

佐藤:高校生の時にナベプロのスクールに一年間通っていました。私の通っていたコースは、モデルとか俳優とかやることを限定していなかったので色んなことをやることができました。その中で一番楽しかったのが演技。なので、演技の仕事がしたいと思いました。上京して芸能事務所に所属し、その事務所の劇団に出演したんですけど、演劇をあんまり楽しめませんでした。なので、映像の仕事の方がしたいと考え、主に映像のオーディションやエキストラと再現VTRの出演をしていました。その事務所をやめた後、次に演技できる場所はどこかないかと探していた所、古澤健さんが映画美学校で講師で講師をされていると聞いて。三期のアクターズ生の修了公演を見に行ったら、全員すごく良くて。ここでなら、一年間しっかり学べそうだなと思って入りました。映画美学校に入ってからは舞台を観に行く機会が増えて舞台の楽しさを知りました。今は映像にも舞台にも興味があります。


しらみず:私は映画監督を目指していて、映画美学校に来る前に三年間、専門学校に通って短編を製作していました。映画の現場では俳優と制作の間にちょっとした溝というか、隔たりを感じています。映画の撮影は、まずセットやカメラなどをセッティングして準備万端になってから、最後に俳優が現場に入ってきます。俳優にはお客様的な側面が少しはあると思うんです。今後、自分が映画を作っていく中でどういう武器を持てるかなと考えた時に、俳優と話ができるというか、俳優の魅力を引き出せるようになりたいと思いました。そのためには俳優について勉強したいと思って映画美学校に来ました。このアクターズ・コースの募集要項には「プロを目指す俳優」というのがあって、それぐらい真剣にやらないと俳優の気持ちはわからないだろうなと思ったのです。


2.    修了公演「石のような水」でどの点を観て欲しいのか?

しらみず:『石のような水』の台本を初めてみんなで通して読んだ時、よくわからなかったんですよ。でも、何かのエネルギーは凄く感じました。そのエネルギーは、松井さんの演出によって精度も上がってきていて、何かが生まれてきているとは思うんです。でも、理路整然と「こういうものだ!」と言い切れるものじゃない気はしています。ひとつひとつのものが積み重なった上でのエネルギーを感じてもらえればいいかなって思います。そして、それぞれの登場人物がとても魅力的であるなと。稽古を続けていくうちになんとなくわかってきたような気がします。例えて言うと、縦と横のグラフの中に描かれた点みたいに、色んな人がいる気がしています。

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佐藤:私もこの台本を初めてもらった時、何を言っているのかわからなかったんです。松井さんも、話の全体というよりも、どこかのシーンで観客の誰かに合うもの、感じられるものができたらいい作品になるとおっしゃっていたので、私も特定のあるシーンが見所と言うよりかは、テンポ良く流れるシーンに対して、自分が思うところが出てきたらいいなと思っています。あと、登場人物みんなが変です。だけど、本当のところ何考えているかわからないので、そういったところも考えて観ていただくとおもしろくなると思います。


3.    修了公演を終えた後、どのように活躍していきたいのか?

しらみず:私は引き続き映画監督を目指して行きます。それと同時にかっこ付きではありますが、今の自分が俳優を学ぶ学生であるというのがすごく大きくて。プロでもアマチュアでも俳優は求められて出るところがあって初めて俳優になります。俳優訓練じゃないですけど、今まで学んできたことと、これから学んでいくことを積み重ねていきたいなと思います。

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佐藤:私が17歳の時から今まで演技のレッスンを受けてきて中で、演技をするときの行動やイメージなどを一番勉強できたのは映画美学校でした。もう卒業しちゃいますけど、修了公演の稽古は見ていても楽しいし、松井さんからダメだしを受けるのもすごく勉強になりました。卒業後も舞台を続けていきたいです。

 

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      インタビュー日 2015年03月28日 映画美学校の稽古場にて

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