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映画美学校アクターズ・コース ブログ

映画美学校アクターズ・コースの公式ブログです。映画・演劇を横断し活躍する「俳優養成講座 」 2016年9月2日(金)開講決定!

【応援コメント!】映画監督の大工原正樹さんより!

こんばんは!友情応援隊のSです!

今回は映画監督で、映画美学校フィクション・コースの講師の大工原正樹さんより応援コメントを頂きましたので掲載致します!

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「映画・演劇を横断し活躍する俳優育成ワークショップ」受講生が出演、映画美学校フィクション・コース受講生がスタッフ、そして現役の映画監督であるフィクション・コース講師4名がそれぞれ監督し、短編映画を創り上げた「ミニコラボ」。
今回は大工原さんの作品に出演した4名について「それぞれの印象と今後に期待すること」を寄稿頂きました!ありがとうございます!

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ミニコラボ『冥婚LOVE』に出演した5期生について(大工原正樹)

 

僕の班にはネイティブな中国語が話せる人が偶然3人もいて、アクターズ5期のトニー・ウェイ君も中国人でした。必然的にフィクションコースの班員から提案される企画は中国ネタが多かったのです。その中で、フィクション受講生の近藤亮太君が書いてきた「冥婚」という中国の風習に興味を魅かれました。冥婚とは、大雑把にいうと、若くして死んだ娘のために親族が花婿役の男をさらって来て言い含め、遺体と並んで結婚式を挙げさせるというものです。古くは娘の遺体と一緒に花婿を生きたまま土葬するケースもあったとか。

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トニー・ウェイ君が演じたのは、日本に出稼ぎに来たまま死んだ姉のために、花婿の拉致を依頼する弟の役。もともと中国で映像制作を続けてきた彼は、今、日本を舞台にした監督作の仕上げ中でもあるそうで、リハのやり方や撮影の進め方に興味を持って色々質問してきたのが印象的でした。姉の手を取って泣くシーンでは、なぜかフィクションコースのスタッフがもらい泣きしていました。

 

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中神奈穂子さんは死んだ姉の役。若いころにオーストリアに渡り10年ほど修行をしたという現役のオペラ歌手でもあります。とにかく何事にも積極的な人です。何をやるかという企画募集の時から、色んなアイディアをいつも一番先に提案してくれ、公園のシーンで彼女が地面に落ちている魂を拾って胸に収める仕草もその一つでした。なんでも、彼女が沖縄で老婆とお酒を飲んだ時に聞いた民話のエピソードだとか。彼女には劇中でぜひ唄ってほしくて、お願いしました。ラストに響くアヴェ・マリアの歌声は彼女の生歌唱なので、『冥婚LOVE』を見る機会があれば、ぜひ注目してください。

 

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連卓也くんは大学で建築を学んでいたそうで、アクターズに入るまで芝居の経験は無かったということです。劇中では、ジョギング中にさらわれて来る花婿の役。芝居の経験が少ないせいか、自分が何をやらされているのか理解できない不安と闘っている様子が初々しくてよかったです。器用ではないけれど、柄がよいというか、余計なことをせずに佇む姿には味わいがあって、役者に向いているのではないかと思いました。

 

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深澤しほさんは、僕の班の4人のアクターズ生の中で唯一芝居経験のある人でした。大学では、芝居の最中に役者がやる瞬きの効果とそのコントロールに関する研究を行い、それを卒論にまとめたという変った人です。劇中では中国人の世話人であり、連くんの元同級生でもあるという謎のキーパーソンを演じています。その風貌からしっかりした自我のある人に見られそうですが、掘れば幅のある面白いキャラクターが見つかりそうです。10分の短編では残念ながらそこまで行けなかったのですが、霊安室で連くんの背中を見つめる表情は乙女そのもので可愛かった。

 

3月のアクターズ公演『友情』で、彼らが(中神さんは家族の都合で日本を離れることになったため出演できないそうですが)鎌田順也さんの台本と演出のもと、どんなキャラクターや芝居を見せてくれるのか、今からとても楽しみです。

 

大工原正樹 Daikuhara Masaki
1962年生まれ。高校時代から自主映画を作り始め、大学在学中に中村幻児の雄プロダクションに所属。廣木隆一、石川欣、鎮西尚一らの助監督を務める。その後廣木らが設立した制作会社フィルムキッズに所属し、89年、ピンク映画『六本木隷嬢クラブ』でデビュー。
以降は『もう・ぎりぎり』(92)、『未亡人誘惑下宿』(95)、『のぞき屋稼業 恥辱の盗撮』(96)、『同・夢犯遊戯』(96)、『風俗の穴場』(97)などのVシネマを監督する。テレビドラマでは「真・女神転生デビルサマナー」(00)、「七瀬ふたたび」(00)、「ミニチカ」(06)などを監督。他に音楽ビデオ、CF、TV番組、VP等の演出作は数百本に及ぶ。
映画美学校では、『赤猫』(04)、『姉ちゃん、ホトホトさまの蠱を使う』(10)、『坂本君は見た目だけが真面目』(14)を監督している。

 

2016年3月3日[木] - 3月6日[日]

映画美学校 アクターズ・コース 2015年度公演 『友情』

作・演出:鎌田順也(ナカゴー) 原案『堀船の友人』

 

出演 秋本ふせん 奥崎愛野 川島彩香 菊地敦子 佐藤 岳 綱木謙介 戸谷志織 トニー・ウェイ 豊田勇輝 深澤しほ 渕野実優  的場裕美 連 卓也 山田雄三 (映画・演劇を横断し活躍する俳優育成ワークショップ)

【NEW!】<日替わり出演>
古澤健(3/3 19:00) 松井周(3/4 19:00)
しらみず圭(3/5 14:00) 鈴木智香子(3/5 18:00)
四方智子(3/6 14:00) 市沢真吾(3/6 18:00)

 

公演日程 2016年3月3日[木] - 3月6日[日]

3日(木)19:00★

4日(金)19:00★

5日(土)14:00/18:00

6日(日)14:00/18:00 ★=終演後アフタートーク開催〔30分程度を予定〕

*受付開始は開演の40分前、開場は開演の30分前。

*演出の都合上、開演後は入場をお待ちいただくことがございます。

 

【NEW!】アフタートークが決定しました!
★:終演後に、作・演出の鎌田順也とゲストによるアフタートークを開催いたします。〔30分程度を予定〕

3月3日(木)19:00
トークゲスト:九龍ジョー(ライター/編集者)、古澤 健(映画監督)
3月4日(金)19:00
トークゲスト:松井 周(演出家/サンプル主宰)、山内健司(俳優/青年団)、近藤 強(俳優/青年団

 

チケット

予約・当日共

一般 2,300円 学生 1,800円

*日時指定・全席自由

*未就学児童はご入場頂けません。

 

チケット予約 ⇒ 友情 予約フォーム

会場:アトリエ春風舎

〒173-0036 東京都板橋区向原2-22-17 すぺいすしょう向原B1

東京メトロ有楽町線副都心線西武有楽町線小竹向原駅」下車 4番出口より徒歩4分]

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