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映画美学校アクターズ・コース ブログ

映画美学校アクターズ・コースの公式ブログです。映画・演劇を横断し活躍する「俳優養成講座 」 2016年9月2日(金)開講決定!

【講師リレーコラム】演技を味わえる場/俳優修行生活/自分の好みを知る|兵藤公美[俳優/青年団所属]

#講師リレーコラム 兵藤公美

今回の講師リレーコラムは、ご出演された「ニッポン・サポート・センター」が千秋楽を迎えたばかりの兵藤公美さんからメッセージをいただきました。

「俳優養成講座について」「演劇の世界に飛び込んだ時のことについて」「おすすめ作品について」の3つのテーマでお話して下さっています。

それではどうぞー!

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演技を味わえる場

 

映画美学校アクターズコースに携わるようになって、5年間、演技のことを
じっくり考えてきました。
演劇の構造から始まって、演技をするときの俳優の状態の仕組み、
日常の中に存在する演劇的現象を検証しながら、演技についての知識を
学び、同時に、感覚と身体や言葉をつなげるトレーニングを実践して、
俳優の作業の仕方を身につけていきます。

演じるための知識と技術を装備して、
俳優という乗り物を操縦する楽しさと喜びを味わえる場にしたいと考えています。

 

 

俳優修行生活

 

私は大学の演劇科に進学して、演劇を学びました。
朝から晩まで課題をこなし、また新たな課題に追われる日々でした。
グループ課題が完成できず、誰かの家に泊まり込んで、練習したりしたこともあったり、 アルバイトもしていたので、
ともかく忙しかったことを思い出します。
あの時はなにもわからず非効率に練習していたなあ、、と振り返りますが、
あんなにやみくもに演技にトライし、考え、うまくいったり、いかなかったり、演じることにまみれまくったのは、あの時が最大風速だったと思います。

俳優養成講座は半年と、期間が短く、カリキュラムも目一杯組み込まれています。
駆け抜けるようなスピード感があるかもしれません。
半年間、演じることに明け暮れ、密度の濃い時間を過ごし、
今までとは違う、演じる景色が見えるのではないかと思います。

 

 

自分の好みを知る

 

演技について語られている書籍はたくさん出版されているので、演技を学ぶとすれば、読んでみるのは常識的なことだと思います。映画や演劇作品を観るのもそれだと思います。
ですが、演技のやり方は、私が今のところ思うには、これ、という正しいやり方が
あるわけではなくて、自分のやり方をみつけることじゃないかと思います。
まず、自分が何をおもしろいと思うか知る為に、おもしろいと思った作品と出会った
時に、何が自分に響いたのかチェックしてみると自分の好み、自分の中の基準を知ることができるかと思います。
そうなった後、今度はその基準とは別の層の作品と出会っていくことが大切だと思います。
映画や演劇以外の例えば絵画や小説、建築、スポーツなどなどさまざまなジャンルにも 演技に通じる表現や言葉がたくさんあって、ひらめきをくれたり、価値観をゆさぶられたりします。
自分のやり方をみつける為に自分の好みの外側へ手をのばしてみることを
おすすめします。

 

(兵藤公美)

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