読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

映画美学校アクターズ・コース ブログ

映画美学校アクターズ・コースの公式ブログです。映画・演劇を横断し活躍する「俳優養成講座 」 2016年9月2日(金)開講決定!

【応援コメント!】映画監督・横浜聡子さんより!

@『Movie Sick ムービーシック』

こんにちは!ムビシク応援隊のSです!
今回は映画監督で映画美学校フィクション・コース講師の横浜聡子さんより応援コメントを頂きましたので掲載致します!

f:id:eigabigakkou:20170227075138j:plain

映画美学校アクターズ・コース「映画・演劇を横断し活躍する俳優養成講座」受講生が出演、映画美学校フィクション・コース受講生がスタッフ、そして現役の映画監督である講師4名がそれぞれ監督し、短編映画を創り上げた「ミニコラボ」。

今回は横浜さんの作品に出演した3名について「それぞれの印象と今後に期待すること」を寄稿頂きました!ありがとうございます!

 

=======================================

f:id:eigabigakkou:20170227210529j:plain

大西さんは、彼女に接した人は皆優しい気持ちになれるような、本当に柔らかい女性だなあと。その独特の柔和さが、原田(劇中の大西さんの役)が持つ揺らぎや不安というものに良い具合に反映された気がします。原田という人物はシナリオを読む限りでは
ネガティブな感情を常に抱えている人なので、この通りに撮ったら「終始しかめっ面の女」になってしまう、それは嫌だ、どうしようかなあと撮影前、思ってました。それで、所々、大西さんには「笑って」もらったのでした。難しい役だったと思います。この短編のラストシーンは撮影の一番最後に撮ったのですが、大西さんが持ってるだろう強さを垣間見ました。すごく性根の悪い役を演じても、大西さんなら観る側に嫌悪感を持たせることはないと思うので、そんな役の大西さんが見てみたいです。大西さんの少し鼻にかかった声も好きです(今回サイレントなので生かせてないですが)。

f:id:eigabigakkou:20170227210547j:plain

米川さんは芝居のことを深く考えていて、それを言葉で他者に伝えようとする意志があり伝えられる人です。撮影中はもちろん、本打ちや編集のときに出してくれるアイディアや意見に、なるほど、と何度か思いました。言い方がよろしくないかもしれないのですが、「演技論のようなものをペラペラ語れる俳優ほど演技が面白くないことが多い」と思い込んでいる節が私にはあり、米川さんに対しても最初はちょっと構えていました。ですが米川さんの出してくる芝居は、全然無理がないというか、全然嫌な感じがしないというか……内で考えてることと、外に出すものと、多分本人は無意識かもしれないけど、すごくバランスが取れている人だな、と感じました。劇中で、米川さんが彼女の前でひとりコントをするシーン、イメージするのが難しい不安なシーンだったのですが、現場でテストで米川さんの芝居を見て、すごく腑に落ちたのを覚えてます。
とろんとした目がとても良いです。

f:id:eigabigakkou:20170227210613j:plain

四柳さんは私にとってとても良い意味で「何を考えてるかわからない人」です。
こちらが勝手にイメージしてしまう四柳像を毎回裏切ってくれる、というような。
逞しい体つき、含みを持った笑顔、姿勢が良くていつもどっしり構えていて、発話にも動きにも独自のリズムがあって、また年齢の割にすごく落ち着いていて、逆に「この人は腹に一物抱えているんだろうな」と思えました。何も考えていなようにも見えるし何か深く考えているようにも見える。それが面白くて、四柳さんの何かを掘り当てたかったのですが、出演シーンが多くなかったこともあり、辿り着けなかった!
それが悔しいです。掘り出す機会がまた欲しいです。

f:id:eigabigakkou:20170227210654j:plain

三人が三人とも、ちゃんと「謎」を抱えている、それが良いところだと思います。


横浜聡子 Yokohama Satoko
1978年生まれ。2001年横浜市立大学卒業後、東京で1年程OLをするも、映画を撮りたいと一念発起し、02年に映画美学校フィクション・コース第6期初等科に入学。高等科修了制作として監督した『ちえみちゃんとこっくんぱっちょ』が、第2回CO2オープンコンペ部門最優秀賞受賞を受賞。その後、長編1作目となる『ジャーマン+雨』で第3回CO2シネアスト大阪市長賞を受賞。自主制作映画としては異例となる全国劇場公開された。同作で第48回日本映画監督協会新人賞を受賞。09年6月、商業映画デビュー作となる長編『ウルトラミラクルラブストーリー』が全国公開。16年には最新作となる『俳優 亀岡拓次』が全国公開された。

 

+++++++++++++++++++++

2017年3月2日[木] - 3月5日[日]
アクターズ・コース2016年度公演
『Movie Sick ムービーシック』

作・演出:佐々木透(リクウズルーム)
リクウズルーム代表。ク・ナウカシアターカンパニーで演出家・宮城聰のもと俳優として活動。退団後、執筆活動に取り組む。「日本の劇」戯曲賞2013最優秀賞受賞、第5回泉鏡花記念金沢戯曲大賞受賞。 文学への深い知識、鋭い感性と美意識を持ち、”戯曲構造”と”物語の可能性”を探る事をテーマに創作活動を行う。

出演:浅田麻衣、太田英介、大西美香、金岡秀樹、
   鈴木睦海、鈴木幸重、外崎桃子、仁田直人、
   塗塀一海、四柳智惟、米川幸リオン
  〔アクターズ・コース映画・演劇を横断し活躍する俳優養成講座〕
======================

公演日程
2017年3月
2日(木)19:30〜★
3日(金)19:30〜★
4日(土)14:00〜/19:00〜
5日(日)14:00〜/18:00〜
★=終演後アフタートーク開催〔30分程度を予定〕

※未就学児童の入場はご遠慮ください。 
※受付開始・当日券販売は開演の40分前、開場は開演の20分前 
※演出の都合上、開演後はご入場をお待ちいただく場合がございます。

会場:アトリエ春風舎
〒173−0036 東京都板橋区向原2−22−17 すぺいすしょう向原B1


チケット料金(日時指定・全席自由、予約・当日とも)
一般:2,300円
学生:1,800円※公演当日、受付にて要学生証提示

予約受付はこちらから!
→ 映画美学校アクターズ・コース2016年度公演『Movie Sick』 予約フォーム

広告を非表示にする