映画美学校アクターズ・コース ブログ

映画美学校アクターズ・コースの公式ブログです。「映画・演劇を横断し活躍する俳優養成講座2018」9/3(月)開講!

アクターズ・インタビュー『S高原まで』(第2回/全14回)加藤紗希

先日は、無事に初回を更新することができて一安心しました。残り13回も、お見逃しなく!

 

さて、第2回は、彼女が笑えばみんなが笑う、笑った姿がとっても素敵な、加藤紗希さんです。(2018年2月2日収録)

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──では、よろしくお願いします!

   まずは、映画美学校に入った経緯を教えてください。

Twitterで近藤強さんのワークショップのことを知って、行ってみたら、すんごい楽しくて!そこでアクターズ・コースのことを知って、あ、こんなのあるんや、って。今この年齢になって、今まで仕事で色々経験させてもらったからこそ、今から学校に行くのって、面白いかもって(笑)でも実は、フィクション・コースに知り合いがいたから映画美学校のことは知ってました。(自身が振り付けと出演をした)古澤健監督の『ReLIFE』の現場もすごい面白くて、ほんとに。今まで、別に映画に関わったことがなかったわけじゃないけど、改めて、現場にいる人との関わりから、映画に興味が湧いて。とにかく、まあ、単純に面白いかもって思ったんだけど(笑)山内健司さんとか、何人かの講師の方とは知り合いだったから、新たに講師と受講生っていう関係になるのはどうかな、と思ったんですけど、新たにそういう関係を作るのも面白いかな、って。

 

──「面白い」っていうのは貴重なことですよね。

   加藤さんといえば、ダンス、というような勝手なイメージがあるのですが。

ダンスは5歳から、やってる。ジャズから始めて、コンテンポラリーは中学3年生かな。中学2年の時に、ミュージカルの劇団に入って、1年間寮生活をして。今は、コンテンポラリーとタップダンスを。でも、タップダンスは、今は教えているのばっかりだから。ちょうど昨日も、子どもたちに教えてて。「はーい、やるよー!」って。超面白いよ(笑)

 

──加藤さんのダンス、まだ見れてないので見てみたいです!

   あの、加藤さんが主宰をしている「ビルヂング」というダンスカンパニーは、

   どういった活動をしていらっしゃるんですか。

基本的には舞台と、映像の制作と、あとはワークショップをしています。最近は、舞台はあんまりできていないんですけど、過去の公演の映像を作ったり。この間インスタグラムを開設して、それを更新したり。元々、将来自分のカンパニーを持ちたいなぁと思っていたんだけど、やるなら早いほうがいいっていうんで、21の時に作った。一応、言葉的にわかりやすいから、ダンスカンパニー、ダンス公演、という言葉を使っているけど、ダンスもするし、喋るし、全然歌ったりもするし、色々。

 

──じゃあ元々、加藤さんの中では、ダンスと演技の境目というものは、

   あまり感じていないんですかね。

小さい時から長くやってるのはダンスだけど、そんなに、芝居とか歌とかに区別はなくて、ダンスしかやりません、みたいなのも無いので。だから、演劇の公演とかに客演として出てくださいって言われれば、はいって言って出るし。うん、そう本当に、自分の中では境界は無いんだよね。でも結局ダンサーとして見られちゃうから、そこは、ちょっと自分の中でも葛藤があるというか、うん…。けど割と今までやってきたのは、変わった役が多かったかな(笑)

 

──今までやった中で一番変わっていた役って何ですか?

えっとね…犬。あはははは。20歳の時かな。一番記憶にあるのは、犬で、あと死神。それはね、ストーリーテラーみたいな役だったかな。あと、ずっと居るけど喋らず、曲が鳴ると踊り始める執事。飛び道具的な?役が多かったなあ。だから、今回、すごい楽しみなんだよね。結構初めてぐらいかも、しれない、ストレートプレイっていうのは。

 

──まだ本格的に稽古始まって間もないですが、感触はいかがですか?

玉田さんの演出はすごい、面白いですね。ワークショップを受けたり、作品も見たりしているから、面白さへの信頼は絶対的にある。

 

──初めて立ち稽古をした日のシーン、読み合わせした時よりだいぶ、

   加藤さんの元々持ってる良いところが、ぐっと見えたなって感じがしました。

それはじゃあ、玉田さんが引き出してくれたんだね。でも、玉田さんが、初めて他人(ひと)が書いた脚本で演出されるっていう、めちゃくちゃ貴重な時間にいると思うし、本当にありがたいな、と。お客さんにどう届くか、すごい楽しみ。

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──加藤さんって、本当になんでもできるなあ、と感じるんですけど、

   ダンス以外に何か特技とか、それか、好きなものとかって、ありますか

特技はね、悩みと言っていいくらいに、無いの!

うーんとね、ほんとに好きなのはね、…餃子!あははは!あーあとはね、子どもと遊ぶのが好き。

 

──じゃあ結構、今、小さい子どもに教えてるのとか、楽しいんじゃないですか?

うん、だいぶ楽しいねぇ。けど、この時期の子って、コミュニケーションの能力をどんどん形成していってる時期だから、すごい、責任は感じる。初めての習い事、って子ばっかりだから。家族とか保育園の先生とか友達のお母さんとか、毎日関わるけど、習い事の先生、っていう立ち位置っていうのは難しい。まあでも、「楽しい」が第一だけどね。だから最近は、子どもの教育の本とか読んで、勉強してる(笑)

あとは、ちらっと昔やってた、ドラム。ずっと興味があって、時々スタジオとか行って叩いてたけど、また習いたいなーと思って。ジャズのドラムとか叩けるようになりたいんだよね〜。かっこいいよね、絶対。不器用だから指先を使うものは苦手だけど、ドラムは、こう、身体が乗れば叩けるから!

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──では、将来についてのお話を。何か今後やりたいことなどありますか?

うーん…。やっぱり修了したら、映画にちゃんと関わっていきたい、かな。元々ずっと舞台に出ていたけど、ちょこちょこ自主映画にも出させてもらって。時間を置いて人目に触れていくとか、自分が行かなくても遠くの人に見てもらえるっていうことに、すごい価値を感じたん、だよね。やっぱり、生で見てもらうっていうことも価値がすごい高いことだけど。仕事でいろんな地方に行って、その先々で「紗希ちゃんのことどうやったら見れるの、こっちでも踊ってよ」って言われても、中々それをちゃんとした環境で実現することって難しかったりするから。テキトーに踊るとかはできるけど、でも、そうじゃ無い体験をしてもらいたい。そうすると、映画だったら、気軽っていう言葉はあんまり使いたくないけど、見てもらいやすいんじゃないかなあって。『ReLIFE』も、全国47都道府県、もれずに上映されてたけど、それってすごくない!?って思って。当たり前のことかもしれないけど、今は、舞台ってどうしても東京に集中してるから。これから地方がどんどん中心になっていく時代なんだなって思って。そういうことは、舞台でもやっていきたいなって思っていたことではあった。それが映画でできたりしたらいいのかなって、思う。うん。

でもやっぱり、ダンサーだよねって思われるんじゃなくて、いろんな側面を持っているって自分でも思ってるから、そういうことを知ってもらえたらいいなあ、って思ってる。そんなになんか、顔が売れたいとは思ってないけど、自分が尊敬する人たちとお仕事をしていけたらいいなあって。それが、ずっと表じゃなくても、裏で、振り付けとかでも関われるから、そういう現場にたくさん触れていきたい。振り付けとか、楽しいです。自分が振り付けたものを人に踊ってもらえるのは嬉しいですね。ダンスの間口は広げたいなあ、とも思う。

うん。私は何でも自分でできるようになりなさいって育てられたから、出来ることは自分でなんでもやりたいタイプ。でもなんか、職人とかは憧れる!そこしかできません、みたいな、ずば抜けてる人。一つのことに飛び抜けてるのはすごいと思う。でも、一つを極めるのもいいけど、総合的にやっていきたいなあ。いろんなお仕事をしていきたいね。

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──最後に何か一言、ありますか?告知とかでも!

うーん、告知ね、特には(笑)まあ詳しくは、私のウェブを見てくださ〜い!あとは、『S高原』見にきてください!

 

 

まっすぐに目を見て、楽しそうに話してくださる加藤さんの笑顔が眩しかったです。

次回は、釜口恵太さんです。2月5日に掲載予定です。(構成・那須愛美)

 

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加藤紗希・かとうさき

1989年愛知県出身。3姉妹の真ん中。身長170センチ。演劇・CM・映画への出演やダンスの振付を行う。

映画では、「あの残像を求めて」主演(隈元博樹監督/福井映画祭短編部門審査員特別賞&SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2015短編部門ノミネート)、「ReLIFE」振付・出演(古澤健監督)など。

詳しい経歴や写真映像などはウェブサイトに。http://www.sakicato.com

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映画美学校アクターズ・コース 2017年度公演
「S高原から」
作・平田オリザ 演出・玉田真也(玉田企画)

【玉田真也(玉田企画 / 青年団演出部)】
平田オリザが主宰する劇団青年団の演出部に所属。玉田企画で脚本と演出。日常の中にある、「変な空気」を精緻でリアルな口語体で再現する。観る者の、痛々しい思い出として封印している感覚をほじくり出し、その「痛さ」を俯瞰して笑に変える作品が特徴。

出演:石山優太、加藤紗希、釜口恵太、神田朱未、小林未歩、髙羽快、高橋ルネ
          田中祐理子、田端奏衛、豊島晴香、那木慧、那須愛美、本荘澪、湯川紋子
        (映画・演劇を横断し活躍する俳優養成講座2017)
          川井檸檬、木下崇祥

舞台美術:谷佳那香、照明:井坂浩(青年団)、衣装:根岸麻子(sunui)
宣伝美術:牧寿次郎、演出助手:大石恵美、竹内里紗
総合プロデューサー:井川耕一郎
修了公演監修:山内健司、兵藤公美、制作:井坂浩

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公演日程:2018年2月28日(水)〜3月5日(月)

2/28(水)19:30~
3/1  (木)19:30~
3/2  (金)15:00~ / 19:30~
3/3  (土)14:00~ / 19:00~
3/4  (日)14:00~
3/5  (月)15:00~
※受付開始は開演の30分前、開場は開演の20分前
※記録撮影用カメラが入る回がございます。あらかじめご了承ください。 

チケット(日時指定・全席自由・整理番号付)
前売・予約・当日共
一般 2,500円 高校生以下 500円
資料請求割引 2,000円 

※高校生以下の方は、当日受付にて学生証をご提示ください。
※未就学児はご入場いただけません。
※資料請求割引:チケット購入時に映画美学校の資料を請求してくれた方に500円の割引を行います(申し込み時に資料の送付先となる連絡先の記入が必須となります)。

チケット発売開始日 2018年1月8日(月・祝)午前10時より

<チケット取り扱い>
CoRichチケット! https://ticket.corich.jp/apply/88312/

<資料請求割>
映画美学校の資料を請求いただきました方は当日2500円のところ、2000円で鑑賞いただけます!
下記よりお申込みください。お申込み後、映画美学校より随時学校案内などの資料をお送りいたします。

映画美学校アクターズ・コース資料請求割引申し込み専用フォーム 

会場
アトリエ春風舎
東京メトロ有楽町線副都心線西武有楽町線小竹向原」駅 下車
4番出口より徒歩4分
東京都板橋区向原2-22-17 すぺいすしょう向原B1
tel:03-3957-5099(公演期間のみ)
※会場には駐車場・駐輪場がございませんので、お越しの際は公共交通機関をご利用ください。

お問い合わせ
映画美学校
〒150-0044 東京都渋谷区円山町1-5 KINOHAUS B1F
電話番号:03-5459-1850 FAX番号:03-3464-5507
受付時間(月ー土) 12:00-20:00