映画美学校アクターズ・コース ブログ

映画美学校アクターズ・コースの公式ブログです。「映画・演劇を横断し活躍する俳優養成講座2018」9/3(月)開講!

アクターズ・インタビュー『S高原まで』(第7回/全14回)高橋ルネ

アクターズ・インタビュー企画も、今回で半分まできました!

 

第7回は、目がキラキラして、リスみたいな可愛らしさの高橋ルネさんです。(2018年2月9日収録)

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──お願いします。ルネさんって、名前がすごく素敵ですよね!

ルネッサンスのルネから取られました。母がつけてくれて、世界に通用する名前にしたいっていうことで!電話口で100%聞き直されます!あとクラス替えとか、名前だけ見て金髪で青い目の 美少女のハーフを想像されることが多くて(笑)けど、下の名前で、男女気兼ねなく誰でも、ルネちゃんって呼んでくれるのはすごい嬉しい。自分も好きな名前です。

 

──では、なぜ、映画美学校に入られたんですか

 元々、青年団平田オリザさんのワークショップを受けたことなかったけどずっと気になってて、平田さんの演出を勉強したいなぁと思ってて。で、平田さんが映画美学校でも教えてることを知ってから、その時は通わなかったんですけど、ずっと気にはなってて。それで、フィクション・コースの初等科の方の映画に出ることになって、その関係で映画美学校に来た時に、アクターズ・コースの募集のチラシが可愛くておしゃれで持って帰ったんですよ。で、帰って家族に話したら、これ受けてみたらって言われて。

 

──高橋さんは、大学でも演劇をお勉強されていたじゃないですか。

野田秀樹さんが大学の学科長だったんですけど、野田さんがすごい好きだったので、そこに入りました。演劇をメインでやってましたね。映像は、大学時代は全然出てなかったです。大学を出て事務所に所属した時から、映像のお仕事もするようになって、映像の面白さも知って。それで、CMとかエキストラとかちょっと出ただけでも、小学校の知り合いとか親戚から連絡が来て、映像の媒体ってすごい距離が離れててもみてもらえる人が多いなっていうことを思って、どんどんやりたいなって。あとは単純に、演劇と映像の芝居の違いが面白いなって思って。幅を増やすためにも映像やりたいなって思ってます。

 

──野田秀樹さんの演劇は、青年団系の演劇とちょっと違うじゃないですか。

   どういうきっかけで興味を持ったんですか?

大学で、それまで静かな演劇ってものを観たことがなかったんですけど、青年団ではないんですけど、チェルフィッチュの『フリータイム』を観た時に、衝撃で、今まで思ってた演劇の形と違ったのがショッキングで。言葉が出ないくらい、ずーん、ずどーんって来ちゃって。その頃から、静かな演劇に興味が移っていって、そっからかなぁ。色々観るようになって。『東京ノート』を観た時に、言葉遊びとかはしないのに、セリフが心地良いってことが面白いなぁって思いました。

 

──お芝居自体はいつ頃から?

観るのは好きで、高校の時から父と一緒に観に行ったりしてたんですけど、やるのは大学入ってから。

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──高校の頃はずっと絵をやられていたそうですが。

私の性格なのか、憧れ、が強いんですよね。好きだって思ったことはやりたいって思っちゃう子で。周りからよく「夢見がちな少女」って言われるんだけど(笑)恥ずかしいけど、美大に行きたいって思ったのも『ハチミツとクローバー』がすごい好きで憧れて(笑)で、歌える、踊れる、絵が描ける、が私の中での三大憧れ要素だったんですよね。それで、歌は合唱団とかでちっちゃい頃からやってたから、よしっ次は絵だ!と思って。それで絵の他にも色々やってくうちに結局やりたいことがわからなくなって、その時に、試験が絵だけの高校があるって教えてもらって、そこに通いました。けどそこに、天才がいたの!絵も上手いし頭もいいし、もう、その子がむっかっついてしょうがなくて!勝つためだけに朝から晩までずーっと絵描いてた。

 

──負けず嫌いな性格なんですかね。

うーん。なんかね、劣等感が強いのかもしれない。周りに評価されている人がいると、自分とどこが違うんだろう、って思っちゃう。好き嫌いの話なのかもしれないけど、評価する側の“好き”に入れないのが、悔しいんだよね。疎外感っていうのかなぁ。常に、負けたくないって意識しちゃうっていう存在は、いますね。けど、それが向上心にもなるのかも。

 

──今もよく絵は描かれるんですか?

うん、たまにね。好きな時に、好きなように自由に描きますね。絵は辞めたけど、絵で学んだことは、演劇にも今の人生にもすごく生きてるなって思います。

 

──絵以外にも好きなものはありますか?

本がすごく好きで。もちろん中身も好きなんだけど、もうね、形が好きなんですよね、文庫本の。私、四角フェチだってことに最近気づいて!そう、スクエアが好きなの。触ってると落ち着くし、見てるだけでも気持ちいい。高校の時も、団地とか電車とか自動販売機の絵をいっぱい描いてて。で、ある時先生に、四角い構図が好きなんだな、って言われた時に、わっ!て気づいて。だから本が好きなのかもなぁって思ってる。うん、なんか、四角いものを求めちゃう。集めちゃう、お菓子の箱とか(笑)絵も、曲線よりも、シュパーッて直線を描く方が好き。気持ちいい。あ、あそこのコンクリートとか。あの角(かど)がいいね!

あと漫画と映画大好き!影響をもろに受けちゃうんだよね〜。少女漫画が大好き。感情移入しちゃうから、読み終わってすっごい恋したくなったり、切ない話とかだと「うあー!痛いー!」ってなっちゃう(笑)

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あとは、バレエ。二十歳過ぎてから始めて、最近はあんまりできてないけど。これができるようになったらたら、“踊れる”もコンプリートだね!

 

──素敵です!では、これから、どんな役者になりたいですか?

難しいなぁ。…すごい人になりたい。母?みたいな。なんて言ったらいいんだろうなぁ。やりたいことが色々あって、それが全部バラバラじゃなくて、軸は一緒だと思っていて…

あ!あれになりたい!あれあれ、土。土になりたい。マームとジプシーの『cocoon』を観た時、飴屋法水さんって本当にすごいなって思って。その演技を見た時に、なんだろう…そう大地!大地みたいな人だなって思ったの。そこにいた役者も観客も全員巻き込んで、包み込んでて、すごかった!で、観終わって、私、大地になる!って親友に話したのね。そしたら、じゃあ私は川になる!って言われて、川と大地でいこう!ってなって。うん。だから、大地になりたい。それは、人間としても、役者としても。

 

──母なる大地、ですね!

なんか恥ずかしいなぁ、母なる大地って。けど、大地だね。大地になりたい。

あと、西川美和さんの映画には絶対に出たいと思って。すごく好きで。演劇も映像もどっちもやっていきたいけど、直近だと、映像の方が興味がある。

あとは、絵を描くのが得意だから、絵描きさんの役をやりたい。

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──何か、最後に一言!

私は大地になります!

あとはそうね、『S高原から』観に来てください

 

ルネさんらしい言葉が光る、楽しいインタビューでした!

次回は、田中祐理子さんです。2月15日に掲載予定です。(構成・那須愛美)

 

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高橋ルネ・たかはしるね

1993年5月27日生まれ。東京出身。猫好き。自宅では「電池」と「ブルズアイ」という名まえの猫を飼っている。舞台ではジエン社という劇団によく出演している。 ジエン社「夜組」(作・演出:山本健介)

ジエン社「いつか私たち、きっとそこきっとそこで、そこに」(作・演出 山本健介)Twitter @Rune_Takahashi。HP http://takaaaaaahasi.wixsite.com/rune

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映画美学校アクターズ・コース 2017年度公演
「S高原から」
作・平田オリザ 演出・玉田真也(玉田企画)

【玉田真也(玉田企画 / 青年団演出部)】
平田オリザが主宰する劇団青年団の演出部に所属。玉田企画で脚本と演出。日常の中にある、「変な空気」を精緻でリアルな口語体で再現する。観る者の、痛々しい思い出として封印している感覚をほじくり出し、その「痛さ」を俯瞰して笑に変える作品が特徴。

出演:石山優太、加藤紗希、釜口恵太、神田朱未、小林未歩、髙羽快、高橋ルネ
          田中祐理子、田端奏衛、豊島晴香、那木慧、那須愛美、本荘澪、湯川紋子
        (映画・演劇を横断し活躍する俳優養成講座2017)
          川井檸檬、木下崇祥

舞台美術:谷佳那香、照明:井坂浩(青年団)、衣装:根岸麻子(sunui)
宣伝美術:牧寿次郎、演出助手:大石恵美、竹内里紗
総合プロデューサー:井川耕一郎
修了公演監修:山内健司、兵藤公美、制作:井坂浩

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公演日程:2018年2月28日(水)〜3月5日(月)

2/28(水)19:30~
3/1  (木)19:30~
3/2  (金)15:00~ / 19:30~
3/3  (土)14:00~ / 19:00~
3/4  (日)14:00~
3/5  (月)15:00~
※受付開始は開演の30分前、開場は開演の20分前
※記録撮影用カメラが入る回がございます。あらかじめご了承ください。 

チケット(日時指定・全席自由・整理番号付)
前売・予約・当日共
一般 2,500円 高校生以下 500円
資料請求割引 2,000円 

※高校生以下の方は、当日受付にて学生証をご提示ください。
※未就学児はご入場いただけません。
※資料請求割引:チケット購入時に映画美学校の資料を請求してくれた方に500円の割引を行います(申し込み時に資料の送付先となる連絡先の記入が必須となります)。

チケット発売開始日 2018年1月8日(月・祝)午前10時より

<チケット取り扱い>
CoRichチケット! https://ticket.corich.jp/apply/88312/

<資料請求割>
映画美学校の資料を請求いただきました方は当日2500円のところ、2000円で鑑賞いただけます!
下記よりお申込みください。お申込み後、映画美学校より随時学校案内などの資料をお送りいたします。

映画美学校アクターズ・コース資料請求割引申し込み専用フォーム 

会場
アトリエ春風舎
東京メトロ有楽町線副都心線西武有楽町線小竹向原」駅 下車
4番出口より徒歩4分
東京都板橋区向原2-22-17 すぺいすしょう向原B1
tel:03-3957-5099(公演期間のみ)
※会場には駐車場・駐輪場がございませんので、お越しの際は公共交通機関をご利用ください。

お問い合わせ
映画美学校
〒150-0044 東京都渋谷区円山町1-5 KINOHAUS B1F
電話番号:03-5459-1850 FAX番号:03-3464-5507
受付時間(月ー土) 12:00-20:00