映画美学校アクターズ・コース ブログ

映画美学校アクターズ・コースの公式ブログです。アクターズ・コース2017年度公演「S高原から」2/28(水)〜3/5(月)上演決定!

アクターズ・インタビュー『S高原まで』(第8回/全14回)田中祐理子

『S高原まで』、今日から後半戦です!

 

第8回は、クールな見た目なのに、照れた姿がすごく可愛い、田中祐理子さんです。(2018年2月12日収録)

f:id:eigabigakkou:20180215125414p:plain

──今日も髪巻いてますね!最近髪巻くのハマってるんですか。

みんなが可愛いっていうから気に入ってる(照)

 

──うん、ほんと可愛いです!巻いてるの好きです

   本題に入りますが、どうして映画美学校に入られたんですか

 ずっと気になってて、いつ入ろうかなって思ってて。大学生の頃、渋谷に映画を観に通ってた時に、ユーロスペースにもよく来てたんだけど、その時に映画美学校を知って。大学卒業してからは一回会社員になって。それから映画たくさん観ているうちに、深田晃司監督の『歓待』を観た時に、これやばいって思って!それと黒沢清監督の『アカルイミライ』が大好きで。お二人とも映画美学校に関係しているって知って、「あ、これ、入らなきゃダメなのかな」って思って、尊敬している人たちが携わってたから。

 

──お芝居自体は結構前から好きだったんですか?

小学校高学年の頃から、父に「毎週日曜日は映画の日」って決められて、新宿のミラノ座っていう、今は閉館しちゃった映画館に連れ出してもらってて。そこで、『マトリックス』とか『アルマゲドン』とか、大作をよく観てて、それで映画ってすごい面白いなぁって思ったんだよね。中高生の時は部活が忙しくてあんまり観れなくなったんだけど、また大学生になって観るようになって、やっぱり映画面白いなぁと思って。で、大学4年生で内定決まった後、役者やりたいって思って。けど、役者になりたいって思う前に、本当は脚本家になりたくて!で、脚本家になるためにはもっと映画観なきゃって思って観てたら、今度は監督になりたいって思って。そしたらもっと観なきゃダメじゃんって思って観てたら、あ、動かされる駒になりたいんだな、って気づいて。で、一回就職したけど、やりたいことやらなきゃダメだなって思って、役者やるようになったって感じかなぁ。

f:id:eigabigakkou:20180215125650j:plain

──初めてのお芝居は何だったんですか?

実は、初舞台は、こまばアゴラ劇場なんだよね!演劇祭みたいなものに出て。その時は少年兵士の役でしたね。

 

──今まで出演した中で、一番印象に残ってるものってなんですか?

ふたつあるんですけどいいですか?

一つは、3回目の舞台の、エマニュエルの『あの娘のランジェリー』に出た時に、初めて、演劇って面白いと思ったんだよね。やっぱり映画に出たくてこの世界に入ったから演劇は全く興味なかったけど、その時初めて面白いと思って。それから演劇のオーディションとかワークショップに行くようになった。

あとは、この間出演した、funIQ ×ガレキの太鼓の『落ちるな中学生』が。演出の舘そらみさんが、ほんとすごくて!頭の中が宇宙みたいで!そらみさんの考え方とか行動力とかが尊敬できて、本当に大好きで。それでより一層演劇に熱が入ったっていうのもあって。本当に勉強になった。

 

──じゃあ今は、映像よりも演劇、という感じですかね?

でもやっぱり、演劇がフィールドだなっていうのは、今は一番大きくて。でも映画もコンスタントに出たいっていうのはあって。年に1本とか2本とか出れたらいいかなぁって。けど他にもやりたいこととか色々興味があって。もうちょっと自分の見た目を生かして色々できたらいいなぁって思いますね。

でも映画もよく観るし、演劇もよく観るよ。フットワークは軽くしたいなぁと思ってて。演劇って、なんかワクワクできるのがすごくいいなって思うんだよね。演劇に私が求めることってワクワクで、感動とかよりまず自分がワクワクしたいし、人をワクワクさせたいっていうのはあって。映画は、私の中ではもう当たり前のことというか、趣味でもなく日常の一部というか。だから、映画を観に行くってことにはあんまり気合いは入れないけど、演劇はちょっと気合いが要る。

 

──全く話変わるんですけど、特技とかありますか?

え?なんだろう。ベーグル作りかな(笑)バイト先でベーグルを作ってて。だから、ベーグルこねるのはうまいよ

 

──けど田中さんって運動神経良さそうですよね。

そう思うじゃん?けど全然ダメなんだよねぇ。よくスノボー上手そうって言われるけど(笑)過度な期待はしないでほしい(笑)

f:id:eigabigakkou:20180215125857j:plain

──完全にルックスからの印象なのですが、すごくかっこいいし、

   男性役をやることとかは多いんですか?

2回…くらいかな。そんなにやったことはないかな。

全然喋らない役とかやってみたい!喋らずにづっとそこにいる、みたいな。普段から無口だし無愛想だから、そういうのを思いっきりやってみたい。

 

──この先、やってみたいことは、なんですか?

やっぱり、役者で食っていきたい。前に田端くんが言っていたんだけど、瀬々敬久監督って、すごいんだよ。本当に映画で生活してる。っていうのは、他から頼まれた映画を撮ってお金を稼いで、貯まった分で、自分の撮りたい映画を撮ってる、っていうのが、それがすごくかっこいいと思って。なんか、私が社会人の経験をしたからそう思うんだと思うけど、バイトをして演劇とか映画以外の外の世界に触れたり何かを感じたりっていうのも大切だけど、役者じゃなくても、芸能の世界でお金を貯めて、それを自分のフィールドでやりたいことに使う。そういう生き方ってかっこいいと思うし、それが、イコール食っていけてるってことなのかなって。多分、そう思う。わからないけど。

 

──さっき、脚本家や監督になりたかったと仰っていましたが、今もなりたいんですか?

結構薄れてきたかなぁ。監督は、やっぱり、撮ってみたいっていうのはあるけど。自主映画とかで、仲間で作りたいっていうのは、すごいある。講義で短編を作ったのがすごい面白かったから、あの延長で何か作りたい。作れたらすごい楽しいなって。

 

──こんな役者になりたいっていうのはありますか?

前は、ジーナ・ローランズみたいな人は、すっごい憧れてた。けど、自分は自分だし。自分のままで、どれだけそのフィールドを広げられるかなっていうのが、これからの課題でもある。こういう男っぽい見た目だから、それこそ2.5次元とか、すっごいやりたい!

あとは、ずっと、かっこよくありたい(照)かっこいいって言われ続けたい。愛されたいね。

f:id:eigabigakkou:20180215130221j:plain

──『S高原から』に向けての意気込みをお願いします!

毎回新鮮で。何回読んでも新しいものが見えてきて。だからこそ、毎公演毎公演多分違うものができるんじゃないかって感じがある。で、劇的であり、本当に日常的で、その中にうっすら死のイメージがすごいあって。死が身近にあるものだ、っていうのが感じられたらすごい嬉しいなって思います。ぜひ観て欲しいです。

 

照れを隠さず、素直に喜んだり笑ったりする田中さんを見てると、私も嬉しくなりました。

次回は、田端奏衛さんです。2月17日に掲載予定です。

 

──────────────────────

田中祐理子・たなかゆりこ

1988年生まれ。父親の影響で小学校高学年から映画が好きになる。大学卒業後、一年半の会社員生活を経て役者を目指す。黒沢清監督作品が三度の飯より大好き。

次回出演は、キコ qui-co.「花嫁とリボン」5/2〜3 座・高円寺2 http://stage.corich.jp/stage_main/72864

Twitter:@tanakatakana719

──────────────────────

 

+++++++++++++++++++++
映画美学校アクターズ・コース 2017年度公演
「S高原から」
作・平田オリザ 演出・玉田真也(玉田企画)

【玉田真也(玉田企画 / 青年団演出部)】
平田オリザが主宰する劇団青年団の演出部に所属。玉田企画で脚本と演出。日常の中にある、「変な空気」を精緻でリアルな口語体で再現する。観る者の、痛々しい思い出として封印している感覚をほじくり出し、その「痛さ」を俯瞰して笑に変える作品が特徴。

出演:石山優太、加藤紗希、釜口恵太、神田朱未、小林未歩、髙羽快、高橋ルネ
          田中祐理子、田端奏衛、豊島晴香、那木慧、那須愛美、本荘澪、湯川紋子
        (映画・演劇を横断し活躍する俳優養成講座2017)
          川井檸檬、木下崇祥

舞台美術:谷佳那香、照明:井坂浩(青年団)、衣装:根岸麻子(sunui)
宣伝美術:牧寿次郎、演出助手:大石恵美、竹内里紗
総合プロデューサー:井川耕一郎
修了公演監修:山内健司、兵藤公美、制作:井坂浩

======================

公演日程:2018年2月28日(水)〜3月5日(月)

2/28(水)19:30~
3/1  (木)19:30~
3/2  (金)15:00~ / 19:30~
3/3  (土)14:00~ / 19:00~
3/4  (日)14:00~
3/5  (月)15:00~
※受付開始は開演の30分前、開場は開演の20分前
※記録撮影用カメラが入る回がございます。あらかじめご了承ください。 

チケット(日時指定・全席自由・整理番号付)
前売・予約・当日共
一般 2,500円 高校生以下 500円
資料請求割引 2,000円 

※高校生以下の方は、当日受付にて学生証をご提示ください。
※未就学児はご入場いただけません。
※資料請求割引:チケット購入時に映画美学校の資料を請求してくれた方に500円の割引を行います(申し込み時に資料の送付先となる連絡先の記入が必須となります)。

チケット発売開始日 2018年1月8日(月・祝)午前10時より

<チケット取り扱い>
CoRichチケット! https://ticket.corich.jp/apply/88312/

<資料請求割>
映画美学校の資料を請求いただきました方は当日2500円のところ、2000円で鑑賞いただけます!
下記よりお申込みください。お申込み後、映画美学校より随時学校案内などの資料をお送りいたします。

映画美学校アクターズ・コース資料請求割引申し込み専用フォーム 

会場
アトリエ春風舎
東京メトロ有楽町線副都心線西武有楽町線小竹向原」駅 下車
4番出口より徒歩4分
東京都板橋区向原2-22-17 すぺいすしょう向原B1
tel:03-3957-5099(公演期間のみ)
※会場には駐車場・駐輪場がございませんので、お越しの際は公共交通機関をご利用ください。

お問い合わせ
映画美学校
〒150-0044 東京都渋谷区円山町1-5 KINOHAUS B1F
電話番号:03-5459-1850 FAX番号:03-3464-5507
受付時間(月ー土) 12:00-20:00