映画美学校アクターズ・コース ブログ

映画美学校アクターズ・コース ブログ

映画美学校アクターズ・コースの公式ブログです。アクターズ・コース俳優養成講座2023、9/1(金)開講決定!

スペシャル鼎談!「古澤健/松井周/佐々木敦」【前編】

こんにちは! 『友情』応援隊のSです! 

いよいよ明日は本番初日! というわけで、今回は超特別編!

映画監督・脚本家の古澤健さん(写真左)、サンプル主宰の松井周さん(右)、批評家の佐々木敦さん(真ん中)による鼎談の模様をお送りします!

f:id:eigabigakkou:20160224204639j:plain

今回も超絶盛り上がってしまったため、前編・後編に分けての掲載!
超豪華メンバーによる『ナカゴー/鎌田順也』『ジョギング渡り鳥』『映画美学校アクターズ・コース』『現代日本映画・演劇』を巡る、知的でハイパー面白い鼎談!

全員必読!!

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::

〜特別鼎談・前編〜

【登壇者プロフィール】

古澤健:映画監督・脚本家。映画美学校アクターズ・コース主任講師。高校生の頃より8ミリ映画を撮り始める。『home sweet movie』が97年度PFFにて入選(脚本賞)。98年、『怯える』が クレルモンフェラン短編映画祭に招待される。『ロスト☆マイウェイ』で監督デビュー。主な監督作に『making of LOVE』、『今日、恋を始めます』。最新監督作は『メガバンク最終決戦』(WOWOW 連続ドラマW)。脚本作『ゾンからのメッセージ』(監督 鈴木卓爾)が公開待機中。

 

松井周:作家・演出家・俳優・サンプル主宰。96年、俳優として劇団青年団に入団。俳優活動と共に劇作・演出家としても活動を始める。07年、劇団サンプルを立ち上げ、10年、『自慢の息子』が第55回岸田國士戯曲賞を受賞。

また、劇団外の仕事として、さいたまゴールド・シアター(演出:蜷川幸雄)に戯曲『聖地』を書き下ろすほか、文芸誌に小説やエッセイを寄稿するなど活動の場をひろげている。

 

佐々木敦:批評家。HEADZ主宰。著書『ゴダール原論』『例外小説論』『ニッポンの文学』『「4分33秒」論』『ニッポンの音楽』『シチュエーションズ』『批評時空間』『未知との遭遇』『即興の解体/懐胎』『「批評」とは何か?』『ニッポンの思想』など多数。

 

 

古澤健(以下古澤) 限られた時間なので2つに絞って。『ジョギング渡り鳥』(以下『ジョギング〜』)についてと、ナカゴーの鎌田順也さんが修了公演を担当するということの期待とか不安とか面白さとか、そういう話が出来たらなと思います。

 

佐々木敦(以下佐々木) 僕、この鼎談の趣旨が分からないまま来てしまったんですよ。それで昨日の夜、事務局に「アクターズ・コースって、まさかなくなるの!?」ってメールして、なくなる記念にこういうこと行われるのかなって(笑)。

 

古澤 違います(笑)。色々変わりつつあるというのは確かなところですけどね。

続きを読む