2013年度修了公演『美学』
『美学』は映画美学校アクターズ・コース第3回公演として上演された。映画美学校アクターズ・コースは俳優を養成するコースであり、今回の公演はその初等科の一年間の総まとめとして位置づけられる。『美学』で描かれるのは漫画専門学校の最終課題たる集団…
『美学』は漫画家養成塾に集った漫画家志望の若者たちが「早乙女式」と呼ばれる漫画創作メソッドを使い、さまざまな困難を乗り越えながら、共同作品をつくりあげるまでの物語です。そのため共同作品の漫画を、演劇内でどのように表現するかが作品の質を左右…
今年の映画美学校アクターズコース修了公演では田上パルの田上豊が脚本を書き下ろし、演出も手がけています。アフタートークで聞いた限りでは10人の俳優たちが自然に演じることが出来る配役の脚本になっているとのことでした。しかし、そういった配役で書き…
『美学』の舞台はプロの漫画家を目指すための専門学校。この公演は映画美学校アクターズ・コースに通う生徒たちによるものであり、並行性はスタート地点から明らかだ。公演中、彼らは修了創作に取り組むことになる。それは漫画コンクールに応募する作品の制…
演劇と批評はどのような関係を結ぶことができるのか。今週末に迫った映画美学校アクターズ・コース第3回公演『美学』に向けて、また3月29日18時の回の上演後に開催されるコトバ・プレイ2に向けて、まずは2月23日のコトバ・プレイで出た話題を自分なりに…
批評家養成ギブス×アクターズ・コースのコラボ企画として、アクターズ・コース第3回公演『美学』の稽古場見学をさせてもらっている。稽古場の見学はもちろん初めての経験であるが、率直な感想として、シーン1→シーン2→…と通していく本番とは違って、順序とは…
先日の「コトバ・プレイ」にはじまる、アクターズ・コース第3回公演『美学』批評ブログ。この企画の今後といいますか、今のところの全体像をお知らせします。 1)「コトバ・プレイ 〜批評と演劇の関係は何を生み出すか?」2月23日開催 【ここより批評ブログが…
映画美学校『美学』公演、既に本ちらしが配られ始めていますが、先日まで配布していた仮ちらしには、講師陣のコメントを全文掲載していました。ごく短い期間しか配布されていませんでしたので、こちらに転載させていただきます。これは講師と生徒という関係…