映画美学校アクターズ・コース ブログ

映画美学校アクターズ・コースの公式ブログです。「映画・演劇を横断し活躍する俳優養成講座2018」9/3(月)開講!

アクターズ・インタビュー『S高原まで』(第14回/全14回)湯川紋子

いよいよアクターズ・インタビューも最終回です!そして明日はいよいよ初日です! 皆様のご来場、お待ちしております。

 

さて、最終回は、とっても綺麗な、親しみやすい7期のお姉さま、湯川紋子さんです。(2018年2月21日収録)

f:id:eigabigakkou:20180227011718j:plain

──よろしくお願いします!

   まずは、映画美学校に行こうと思った理由などを教えてください。

ちゃんと演技の勉強をしたことなかったから、この機会にちゃんと勉強したいなと思って。今までは自己流で、その場その場で演出家に教えてもらったことはあるけど、教えるプロに教わったことはなかったから。40歳を手前にいい機会かな、と思って。あと青年団の方たちが関わってるっていうのが大きかったかもしれない。前田司郎さんのワークショップに行った時に、五反田団の人に青年団系の芝居が合ってるんじゃないかなって言われて、ちょっと挑戦してみようかなって思って。

 

──元々吉本の劇団にいたそうですが。

 偶然、なのよ。友達がちょうど吉本で女優さんを探してて、普通のお母さん役で、ちょっと一回試しにって感じで出て、そのままレギュラー化して劇団員になったって感じ。なんか、最初お母さんだったのが、だんだん、幸が薄い主婦とか、声がどうしても小さい主婦とか、メガネっこみたいな女子高生もやったりして。あと貞子ね。

あ、高橋洋監督の応援コメントで「元芸人」って書かれてたけど、あれ違うからね(笑)吉本の劇団に入ってたってだけで、役者をやってたから。

でも、どんどんキャラクターとかネタありきの役になってって、これは違うなって決定的に思ったのは、開演30分前になって脚本家に「愛は勝つ」を全力で歌ってきてって言われて。歌詞も必死に覚えたのに人生最強にスベって。どんどん芸人さんっぽく扱われてると思って、辞めた。結構6年くらいいたかな。

 

──じゃあ、ちゃんとした舞台っていうのは、今回が久しぶりって感じですか。

いろいろあって、ブランクが4年あるから。舞台は2012年からやってないから、すごい怖い。

 

──映像は、CM以外は何か出てたりするんですか?

私デビューがフランス映画なんだけど、オーディション受かって、4シーンくらい撮ったんだけど3シーンくらいカットされてて、どこにいるかわかんないくらいで。それでもう映像は信用できないって思ってる。あっ、けど嬉しかったのは、ずっと子どもの頃から見てた『あぶない刑事』の映画版に、交通課で出させてもらって。それはすごく楽しかった。おはぎめっちゃもらって帰った。

 

──ちっちゃい頃から役者になろうって思ってたんですか。

いや、憧れはあったけど、キャリアウーマンになるつもりで大学卒業して就職して。だけど、思ったより私仕事できないんだなって思って、会社辞めて。映画館のバイトしながらワークショップのチラシ見つけて行ってみたのがきっかけ。

 

──…ポテトがお好きなんですか?

うん、ポテトすごい好き。シャカシャカポテトが一番好き。ずっと食べてられる。ンフフフ

f:id:eigabigakkou:20180227012036j:plain

──すごい幸せそう(笑)お休みの日は何をしてるんですか?

出かけることが多いかな、旦那と映画観に行ったり。あんまり家でじっとしてるとかないかも。

 

──旦那さんとすごく仲良いですよね!

私もすごく思う!良いよ〜結婚は。私結婚できないんだって悟った半年後ぐらいに旦那さんに出会ったから。一度欲を捨てる。溺れる者は藁をも摑むって言うじゃない。男だけじゃなくて、役とかも、そうなんだろうなって、最近思ってる。それを悟ったのはね、35ぐらい。

旦那さんには感謝してます。

 

──嬉しいです。湯川さんは、今年度のアクターズ・コースで最年長じゃないですか。

   何か苦戦したこととかってありますか?

あるある。演技以外で、気づいたことを言ってあげるか、あえて言わずにほっとくかって、すごく難しくて。普段だったら言わないの、めんどくさいし、いっときの関係だから。けど、やっぱり同期だから、言ってあげるのは最年長の役割かなぁと思う。本人にどう伝えるかっていうのも考える。私も言われてありがたかったから、それは返していきたいなって。

 

──神田さんと良いコンビですよね、好きです。

全然タイプ違うからね(笑)こっちがダメならあっち、みたいな。あけちゃん神田朱未さん)で良かったぁ。

最初の方の講義で、那須ちゃんとペア組んだじゃない。あの時、超緊張した。20歳下の子とどうしたら良いんだろって思ったけど、だんだん歳とか関係ないなって思ってきて。他の現場に行けばもっと歳の離れた子だっているだろうし。

f:id:eigabigakkou:20180227012301j:plain

──では、最後に。これからどんなことをしてみたいですか?

舞台は、継続してやっていきたい。なんかでも、CMも私にとってはすごく重要なお芝居で、やってて楽しいし。年に何本か継続してやっていきたいっていうのは、野心としてある。続けることってすごく難しいから。好きなことを継続してやるのってやっぱり努力も周りの協力も必要だし、予期せぬ障害も人生にはあるから。やれてることが当たり前じゃないってことを常に意識して、時間も無限にあるわけじゃないから、そこは危機感を持ってやっていきたいなぁとは思う。

あとは、自分が面白いと思う演出家と一緒にお仕事したい。なんでも良いから出るっていう歳でもなくなったし、あんまり意味がないなと思って。一緒に作り上げていく楽しさっていうのがないと。

映像も演劇もどっちももっと出たい。高橋洋監督の作品もまた絶対出たいし、修了生の作品にも出たい。やっぱり映画と演劇って違うから、また違う筋肉もつけていかなくちゃなぁって思う。

なんかブランクの4年間を取り戻したいっていうのがすごくあって。とりあえずは一個一個、量より質で。

f:id:eigabigakkou:20180227012411j:plain

──アクターズ・インタビューも最終回ですが。この半年振り返っていかがですか?

なんか寂しいね〜、あと公演だけで終わってしまうなんて。半年間大変だった。なんか山がコンスタントにあって、モーグルみたいだった(笑)

自分のキャラクターがこのままでいいのかなっていう迷いは、すごく出た。今やれることは、武器は、これしかないのか、それに頼ってる自分でいいのかなっていう。笑わせることが目的になってるんじゃないかなっていうのを自分ですごく疑っていて。でも吉本でやってきたことは、自分の基礎を作ったことだから、すごくよかったなと思う。ただそれだけじゃダメっていうのもよくわかった。やっぱり自分がどのステージでやっていくかっていうのはすごく重要よね。

この公演は、玉田さんの演出に恥じないように、やりたいなって思います。まだ5割くらいしか納得できてないなって。

 

 

すごい面白いことをさらっと真顔で言う、湯川さんらしさ全開のインタビューでした(笑)

アクターズ・インタビューは楽しんでいただけたでしょうか?ぜひ、公演後にもう一度読んで、より一人一人を味わっていただけると嬉しいです。

全14回、ご愛読本当にありがとうございました!(構成・那須愛美)

 

──────────────────────

湯川紋子・ゆかわあやこ

1978年東京生まれ。大学卒業後、半導体メーカーに就職するもキャリアウーマンになりそこね、気がついたら演劇の世界へ。よしもとの演劇ユニットのメンバーとして5年間在籍。その後はこゆび侍、中津留章仁Loversなどに出演。映像はCMを中心に活動中。model agency friday所属。

──────────────────────

 

+++++++++++++++++++++
映画美学校アクターズ・コース 2017年度公演
「S高原から」
作・平田オリザ 演出・玉田真也(玉田企画)

【玉田真也(玉田企画 / 青年団演出部)】
平田オリザが主宰する劇団青年団の演出部に所属。玉田企画で脚本と演出。日常の中にある、「変な空気」を精緻でリアルな口語体で再現する。観る者の、痛々しい思い出として封印している感覚をほじくり出し、その「痛さ」を俯瞰して笑に変える作品が特徴。

出演:石山優太、加藤紗希、釜口恵太、神田朱未、小林未歩、髙羽快、高橋ルネ
          田中祐理子、田端奏衛、豊島晴香、那木慧、那須愛美、本荘澪、湯川紋子
        (映画・演劇を横断し活躍する俳優養成講座2017)
          川井檸檬、木下崇祥

舞台美術:谷佳那香、照明:井坂浩(青年団)、衣装:根岸麻子(sunui)
宣伝美術:牧寿次郎、演出助手:大石恵美、竹内里紗
総合プロデューサー:井川耕一郎
修了公演監修:山内健司、兵藤公美、制作:井坂浩

======================

当日券情報!
2/28(水)19:30〜:若干枚数発売予定

公演日程:2018年2月28日(水)〜3月5日(月)

2/28(水)19:30~
3/1  (木)19:30~
3/2  (金)15:00~ / 19:30~
3/3  (土)14:00~ / 19:00~
3/4  (日)14:00~ / 19:00~(追加公演)
※追加公演のチケット発売開始は2/22(木)お昼12時から
3/5  (月)15:00~
※受付開始は開演の30分前、開場は開演の20分前
※記録撮影用カメラが入る回がございます。あらかじめご了承ください。 

チケット(日時指定・全席自由・整理番号付)
前売・予約・当日共
一般 2,500円 高校生以下 500円
資料請求割引 2,000円 

※高校生以下の方は、当日受付にて学生証をご提示ください。
※未就学児はご入場いただけません。
※資料請求割引:チケット購入時に映画美学校の資料を請求してくれた方に500円の割引を行います(申し込み時に資料の送付先となる連絡先の記入が必須となります)。

チケット発売開始日 2018年1月8日(月・祝)午前10時より

<チケット取り扱い>
CoRichチケット! https://ticket.corich.jp/apply/88312/

<資料請求割>
映画美学校の資料を請求いただきました方は当日2500円のところ、2000円で鑑賞いただけます!
下記よりお申込みください。お申込み後、映画美学校より随時学校案内などの資料をお送りいたします。

映画美学校アクターズ・コース資料請求割引申し込み専用フォーム 

会場
アトリエ春風舎
東京メトロ有楽町線副都心線西武有楽町線小竹向原」駅 下車
4番出口より徒歩4分
東京都板橋区向原2-22-17 すぺいすしょう向原B1
tel:03-3957-5099(公演期間のみ)
※会場には駐車場・駐輪場がございませんので、お越しの際は公共交通機関をご利用ください。

お問い合わせ
映画美学校
〒150-0044 東京都渋谷区円山町1-5 KINOHAUS B1F
電話番号:03-5459-1850 FAX番号:03-3464-5507
受付時間(月ー土) 12:00-20:00