映画美学校アクターズ・コース ブログ

映画美学校アクターズ・コースの公式ブログです。アクターズ・コース2018年度公演「革命日記」2019/3/6(水)〜3/11(月)上演!

『革命日記』修了生座談会(後編)

今回は、映画美学校アクターズ・コース 映画・演劇を横断し活躍する俳優養成講座2018修了公演『革命日記』に出演する、浅田麻衣さん、四柳智惟さん、釜口恵太さん、那須愛美が、アクタース・コースについてのあれこれをおしゃべりする修了生企画、『革命日記』修了生座談会を開催いたしましたので、掲載いたします!(2019年2月27日収録)

 

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ーーーアクターズ8期について。

 

那須 じゃあまずは、8期TAのお二人(四柳・釜口)から。

 

四柳 6期と比べて考えると、みんないい意味で、良い子な印象。けど、内面に炎を抱えているというか、内に熱いものを秘めている感じ。みんな物腰も柔らかいけど、でも僕はこう思うよ、っていうのを結構みんな持っている感じ。

 

釜口 うん、それは感じますね。結構自分のこだわりを持ってるというか。 

 

四柳 6期はね、もう、全部出す。

 

浅田 隠さないからね。

 

四柳 面白くないときは、面白くねぇんだよって言って。

 

浅田 割と喧嘩が起こる。

 

一同 (笑)

 

四柳 あと本当にいい意味で、年の差を感じない。斉藤暉君とかも結構ズバズバ言うし、松岡真吾さんとか五十嵐勇さんとかは結構それぞれ経験が豊富だけど、同じ目線で話してたり。

 

釜口 仲がいいですよね。

 

四柳 あと、8期は割とフェミニンな印象。

 

3人 あー、わかる。

 

四柳 なんだろう、女性陣が穏やかで、ピクニック感というか。みんなで飲み会でわーってよりは、ピザで楽しく盛り上がる感じ。

 

浅田 まあ6期は…

 

四柳 6期野蛮だったね。

 

浅田 よく飲んでて記憶なくしたり。

 

四柳 まぁでもあの頃は、講義終わりに現れてハイボールをプシュッとする人がいたから。

 

浅田 井川耕一郎さんですね。

 

一同 (笑)

 

那須 7期もいましたよ、井川さん。

 

四柳 あ、そうか。

 

浅田 井川さんがいないっていうのは8期にとって大きいんじゃないだろうか。飲む文化的に。

 

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四柳 講義のカリキュラム的に言うと、メイン講師陣3人(山内健司さん、兵藤公美さん、近藤強さん)の比重が大きくなったなぁと。6期だと、松井周さんだったり古館寛治さんだったり、青年団周りの方がちょこちょこ来たりとかで。今年は、俳優訓練としてまとまりがあったというか、俳優修業に特化したなぁという印象を受けました。6期は、いろんな人の話を聞いてみようって感じだったから。だからか、8期はみんな、6期より上手い気がする。アベレージが高い。

 

浅田 そうだね。底辺にちゃんと技術があって、そこから山内さんが色々ディレクションって感じだから。6期は結構基本的なこと言われたもんね。滑舌だとか体の動きだとか、そこは徹底的に直せって言われて。

 

那須 8期の演技を初めて見た時、みんな演技が自然でびっくりした覚えがある。

 

四柳 そうそうそう。1回目の稽古からみんな自然にやってたからね。

 

那須 まあでも、本当にみなさん優しい。本当に分け隔てなく誰とでも優しい。

 

浅田 グループないよね。

 

四柳 そういうの憧れたなぁ。良いなぁ。

 

浅田 みんなで一つのチーム感がすごいある。

 

那須 座組としては本当に良いと思う。逆にみんな大人しいというか、突出した四柳さん的ポジションの人はいないかなぁという感じがする。

 

四柳 ……俺が幅効かせすぎてる?

 

一同 (笑)

 

四柳 俺がうるさいからみんな黙っちゃってる…?

 

浅田 いや、それはないんじゃない。でも、確かに四柳ポジションの人はいないかもね。

 

釜口 まだ何か隠してそうな。

 

那須 そう。喋ったらいっぱい出てきそうなんだけど、

 

釜口 まだ皮を被っている。

 

浅・那 (笑)

 

那須 まぁ、TAがそう言うからそうなんだろうな。

 

釜口 でも、特設HP見て、こんなこと考えてるんだ、とか初めて知って。8期は、そういうのが見えにくいのかなって思う。

 

浅田 山内さんがおっしゃってたけど、自己発信する力がもしかしたら弱いのかもしれない。言葉に出さない。それが良いか悪いかはわかんないけど。

 

四柳 …まぁ、世代ですかね。

 

3人 ……ん?同世代じゃない?

 

 

ーーー山内さんについて。

 

四柳 ほんと今回は俳優修業という感じがしますよね。こんなに、俳優の芝居を向上させようっていう現場もないから。それよりかは、演出でどう見せようかって方が、ある意味楽だから。だって週6でこんなに稽古してって、あんまりないし。だから、上手くなった人は上手くなったなって気はする、稽古を通して。

 

浅田 確かに、俳優として、こうあった方がいいっていう指針をすごい出してくるから、よっつんの言うように、俳優修業としての場が今回強いなぁとは思って。正直、あそこまで反復させるとは思ってなくて。「なんで今首傾げなかったの」「無意識です」「じゃあもう一回」みたいな。でも8期も思ったよりすごい食らいついていて。誰かが倒れないか不安でしたけど。

 

四柳 ほんとね、誰も倒れなかったですね。良かった。最初の一週間くらい誰か倒れるだろうな、これって。鍛えられる分やっぱり疲弊もするし。そこらへんはでも山内さんがケアしてくださってたし。でもそれは、8期だからこそ、みんなで支え合うっていう気持ちがあるから。それこそ6期だったら潰し合いですよ。

 

浅田 うん。

 

四柳 みんな自分のことしか考えてないから。

 

浅田 みんな反骨精神が強いからね。

 

四柳 でもみんな一様に山内さんに言われるから。1人だけ集中砲火されることがないし。だからあんまり孤独にならない現場だなっていう印象は受ける。

 

釜口 俳優の安全面をかなり確保してやってますもんね。あとは、山内さんはずっと青年団にいるから、現代口語演劇の見せ方とかをわかっているんだろうなっていう演出ですよね。俳優の内面についてもだけど。現代口語演劇を8期が演じたときの、ベストを見せようとしているよな、と思う。

 

那須 あとは、山内さんの演技を見ていて、どういう風にやっているのかなぁと思っていた部分を少し覗けたのが面白かった。「僕は、こういう時はこうやってます」って言われて、へーって。

 

釜口 一昨日の『ソウル市民』の話とか、普通にしてて、えっそれ聞いて良いの!?みたいな。

 

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四柳 でも、外部公演に出てる山内さん、異様なんですよね、やっぱり。なんて言ったら良いのかわかんないけど。木ノ下歌舞伎見に行ったんですけど、やっぱり山内さんは山内さんだった。どんな場でもいけるんだな、彼のやり方だと、って思った。上の世代の人たちがだんだん減ってきている中で、山内さんの存在感って圧倒的で、すごいなぁと。

 

 

ーーーでは…最後に四柳さん!良い感じにまとめてください!

四柳 まぁそんなわけで。まだまだ僕らにも見えてない部分がきっとあるはずですよね。まだ本番まで一週間くらいありますから。一週間っていうと、稽古のあと5分の1くらい残っているわけで。小屋入ってるから本番っていう感じしてるけど、まだまだ全然あるし。ここから、僕らも予想のつかないことが起こるんじゃないんでしょうか。

 

3人 うん。

 

四柳 こんな我々が、これから先、どう変化していくのか、そしてどう進化していくのか。ぜひ刮目していただきたいと思います。ありがとうございました。

 

3人 ありがとうございました!

 

 

 

(構成・那須愛美)

 

 

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映画美学校アクターズ・コース 2018年度公演
『革命日記』
作:平田オリザ 演出:山内健司

〈出演〉
青柳美希、五十嵐勇、奥田智美、斉藤暉、佐藤考太郎、柴山晃廣、鈴木良子、福吉大雅、日向子、松岡真吾、るり(以上、アクターズ・コース 映画・演劇を横断し活躍する俳優養成講座2018)
浅田麻衣、釜口恵太、那須愛美、四柳智惟(以上、俳優養成講座修了生)

〈スタッフ〉
舞台美術アドバイザー:鈴木健介(青年団) 照明:井坂浩(青年団
宣伝美術:北野亜弓(calamar)
演出助手:菊池佳南(青年団/うさぎストライプ)、釜口恵太、四柳智惟
修了公演監修:兵藤公美 制作:浅田麻衣、那須愛美 協力:青年団

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2019年3月6日(水)〜11日(月)

6日(水) 19:30
7日(木) 19:30
8日(金) 14:00/19:30*
9日(土) 14:00/19:00*
10日(日) 14:00
11日(月) 14:00

*終演後アフタートーク有*
3月8日(金)19:30 松井周(劇作家・演出家・俳優)
3月9日(土)19:00 深田晃司(映画監督/アクターズ・コース主任講師)

◯ご注意◯
※今公演は、2019年2月15日(金)〜3月11日(月)こまばアゴラ劇場にて開催されます青年団公演「平田オリザ・演劇展 vol.6」の演目ではございません。ご注意下さい。
※受付開始は開演の30分前、開場は開演の20分前です。
※記録撮影用カメラが入る回がございます。あらかじめご了承ください。

〈チケット〉
予約・当日共
一般:2,500円
U-26(26歳以下):1,000円
資料請求割引:2,000円(詳しくは映画美学校ホームページをご確認ください)
※26歳以下の方は、当日受付にて年齢が確認できる証明書をご提示ください。
※未就学児はご入場いただけません。
※資料請求割引:チケット購入時に映画美学校の資料を請求してくれた方に500円の割引を行います!(申し込み時に資料の送付先となる連絡先の記入が必須となります)

 <チケット取り扱い>
CoRichチケット! https://stage.corich.jp/stage/96711

<資料請求割引>
映画美学校の資料を請求いただきました方は当日2500円のところ、2000円で鑑賞いただけます!
下記よりお申込みください。お申込み後、映画美学校より随時学校案内などの資料をお送りいたします。

映画美学校アクターズ・コース2018年度公演 資料請求割引

〈会場〉
アトリエ春風舎
東京メトロ有楽町線副都心線西武有楽町線小竹向原」駅下車
4番出口より徒歩4分
東京都板橋区向原2-22-17 すぺいすしょう向原B1
tel:03-3957-5099(公演期間のみ)
※会場には駐車場・駐輪場がございませんので、お越しの際は公共交通機関をご利用ください。

〈お問い合わせ〉
映画美学校
〒150-0044 東京都渋谷区円山町1-5 KINOHAUS B1F
電話番号:03-5459-1850 FAX番号:03-3464-5507
受付時間(月ー土) 12:00-20:00

『革命日記』修了生座談会(前編)

今回は、『革命日記』に出演する修了生の浅田麻衣さん、四柳智惟さん、釜口恵太さん、那須愛美の4人で、アクターズ・コースのあれこれについておしゃべりする修了生企画、『革命日記』修了生座談会を開催しましたので掲載いたします!(2019年2月27日収録)

 

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―――それぞれの修了公演について。

 

那須 では、まず6期のおふたりは…

 

四柳 6期は特殊と言えば特殊だったんじゃないですか。それまでも外部から演出の方を呼んで、当て書きで全員描いてもらって、ってスタイルで。

 

浅田 映像もあったしね。

 

四柳 そう、それをプロジェクターで映して、モニターでも映して、

 

浅田 フィクション・コースも巻き込んで、フィクションの人に映像撮ってもらって、

 

四柳 そう、作・演出の佐々木透さんが、フィクション・コースも巻き込みたいって言ってたんですよね。

 

浅田 フィクションの人、公演にもたくさん来てくれてたね。

 

四柳 ああ、そうそう。

 

浅田 芝居自体は…

 

四柳 芝居自体もなんか、結構メタな感じで。

 

浅田 感想に、わけわからんって、結構言われてましたね。

 

四柳 僕もやっててわけわかんない、感じでしたね。だいたい映画美学校が、活きのいい演出家を呼ぼうっていう、感じだったんですよね。僕らの時は、リクウズルームで。役名も無かったんでしたっけ。

 

浅田 患者1、患者2、とか。役名無かったね。

 

那須 確かに、映画美学校映画祭で記録映像見させてもらった時、ストーリー追うのが難しかった。

 

四柳 構造自体も、メタ、メタ、メタで。構造が複雑だった。まあ、楽しかったですけどね。

 

浅田 おっきな声出してね、

 

四柳 そうそうそう。だって、授業でやったこと全く活かさないですからね、

 

一同 (笑)

 

f:id:eigabigakkou:20190227111117j:plainカニのパスタを食べる四柳さん。

 

四柳 青年団の方の授業めっちゃ受けたけど、でも授業と全く違う芝居の作り方だったから。まあ楽しかったですね。

 

浅田 あれが初舞台の人には酷だったんじゃないかな、と。3人いた、かな。結構早い段階から自主稽古とかしてたよね。

 

四柳 うん。逆にでも、6期は舞台経験者が結構いたから…

 

浅田 ちゃんと経験者がシーンごとに配置されてたから、その人たちが回して、って。上手いことしてたんじゃないかな、佐々木さんも。

 

四柳 テクニカル求められる部分は、そういう人(経験者)に。

 

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映画美学校アクターズ・コース映画・演劇を横断し活躍する俳優養成講座2016修了公演『Movie Sick』 
前列中央:四柳、前列右:浅田です。

 

 

那須 当て書きじゃないですか。どうやって作っていったんですか。

 

四柳 一番最初に面談があったんですよね。集団で、一人一人、話を聞いて。

 

浅田 アクターズ・プロフィールを見ながら、どんなの好きなの?、とか。私、廃墟が好きって話をしたら、それが設定に盛り込まれて。よっつん(四柳さん)はなんだっけ?

 

四柳 僕は…なんか、面談の時に、ブチギレる蜷川幸雄をやってって言われて、

 

一同 (笑)

 

浅田 あった、なんかあったね!

 

四柳 だから、ずーっと怒ってる役でしたね。

 

一同 (笑)

 

四柳 喉ガラッガラに枯らして、やってましたね。本番終わるまで。

 

那須 7期は…

 

釜口 …あんまり覚えてないんだよなぁ。

 

那須 んー、キャスティングが最高に良かったなって思う。

 

釜口 あぁ、うん、そうだね。

 

浅田 それはオーディションか何か?

 

釜口 一回、演出の玉田真也さんのワークショップがあって、あとは講義を何回か見に来て、それで決めてって。

 

那須 うん。

 

釜・那 ………

 

浅田 ……え、終わり!?

 

那須 いや、んー。あ、でも玉田さんやっぱり演出がすごい上手いなぁ、と。

 

釜口 ああ、うん、玉田さんね。

 

四柳 なんでしたっけ、『S高原から』でしたっけ。

 

釜口 そうです。『S高原』。

 

浅田 7期は経験者多かったの?

 

那須 多かった、かな。

 

浅田 すごい芝居が安定している感じがある、7期は。

 

那須 そうですね、なんか、稽古少なかったなって、今年と比べて思う。

 

釜口 あぁ、確かにね。

 

四柳 週何回くらいだったんですか。

 

釜口 でも週5くらいやってたんじゃない?

 

那須 でも、出ないシーンをやる時は来なくていいよって感じだったから、各々作業したり、急にオフになる人がいたり。

 

釜口 でも、自主稽古を結構してた気がする。

 

那須 今年はね、終わったらバイトが入ってる人が多くて、あんまり、ね。

 

浅田 だから山内さんのやり方(※)、画期的だったよね。

   (※稽古するシーンを決め、自主稽古20分→山内さん稽古1時間→休憩10分を繰り返す)

 

四柳 稽古場で自主稽古できるなんてことないですよねぇ。優しい。

   …7期はなんか、すったもんだエピソードないんですか。

 

 

   

那須 ……あぁ、稽古中に玉田さんのお誕生日会した。

 

釜口 ああ、やったね。

 

那須 今年の目標はって質問に、健康に生きたいって、親知らずが痛いって話をしてた記憶がある。

 

四柳 7期はなんか、公演後にお仕事に繋がったりしたんですか。

 

釜口 神田朱未さんは、玉田企画の『バカンス』に出ましたよね。あとPeach(※)にもでましたし。

   (※四柳さん所属のコントユニット)

 

四柳 それはもう決まってたから。

 

釜口 そっか。

 

四柳 6期は米川幸リオンがチェルフィッチュに。稽古中に決まったんですけど、そしたら佐々木さんが「ちょっとチェルっぽいことしよう」って。リオンだけ、1ページ半くらい、ずーっとモノローグさせられてた。

 

浅田 でもあのシーンすごい良かった。

 

四柳 うん、面白かった。(場が)持つしね、リオンは。

 

浅田 華があるし。上手いんだよね、彼は、やっぱり。

 

四柳 佐々木さんは、無理させるっちゃさせるけど、本当に無理なことはさせない。一番面白い状態にみんなを持って行こうっていう。

 

浅田 それぞれに見せ場作ってくれたし。

  

四柳 2回目の平田オリザ戯曲ですが、どうですか。ゴリゴリの青年団の人(山内さん)と、青年団若手の人(玉田さん)と。違いとか。

 

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映画美学校アクターズ・コース映画・演劇を横断し活躍する俳優養成講座2017修了公演『S高原から』

 

 

那須 なんか、そういうのよりも、玉田さんのは演出家、山内さんのは俳優、的目線からの演出だったなと思う。玉田さんは、外から見てどう見えるかで指示されたけど、山内さんは、やってみてどう感じるのかすごく聞かれる。

 

釜口 うん、内部をゴリゴリにいじってくるのが山内さんで、外部をいじってくるのが玉田さんって感じだね。でもその玉田さんのいじり方がめちゃくちゃ面白いんですよ。例えば、田中祐理子さんっていう、顔立ちが綺麗でボーイッシュな方がいたんですけど、なんかちょっとヤンキーみたいにも見えるんですよね。そしたら玉田さんが、「療養所にお見舞いに来てるのに、タバコ吸おうとする仕草してもらっていいですか」っていきなり言い出して。そしたら爆発的に面白くなった。けど、やっぱりちょっと違うなってなって、ナシになったんですけど。そういう肉付けがやっぱり玉田さんは面白い。

 

那須 玉田さんは、どうしたらその人が面白く見えるかっていうか、人物の細かい設定を考えるのがすごく上手いと思う。

 

釜口 センスだよね。

 

那須 うん。

 

四柳 結構評判も良かったしね。だって追加公演決まったらそれも即完売だったし。レビューもすごい良かったし。

 

釜口 うん。玉田さんはすごいですね。ちょうど玉田さんの人気が上がってきてた時だったし。すごい良いタイミングだったね。

 

………

 

四柳 じゃあ、まあ、こんなくらいですかね、修了公演については。

 

3人 そうですね。

 

 

 

 

 ーーーーー後編へ続く。(3月3日18時更新予定。)

 

(構成・那須愛美)

 

 

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『革命日記』
作:平田オリザ 演出:山内健司

〈出演〉
青柳美希、五十嵐勇、奥田智美、斉藤暉、佐藤考太郎、柴山晃廣、鈴木良子、福吉大雅、日向子、松岡真吾、るり(以上、アクターズ・コース 映画・演劇を横断し活躍する俳優養成講座2018)
浅田麻衣、釜口恵太、那須愛美、四柳智惟(以上、俳優養成講座修了生)

〈スタッフ〉
舞台美術アドバイザー:鈴木健介(青年団) 照明:井坂浩(青年団
宣伝美術:北野亜弓(calamar)
演出助手:菊池佳南(青年団/うさぎストライプ)、釜口恵太、四柳智惟
修了公演監修:兵藤公美 制作:浅田麻衣、那須愛美 協力:青年団

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2019年3月6日(水)〜11日(月)

6日(水) 19:30
7日(木) 19:30
8日(金) 14:00/19:30*
9日(土) 14:00/19:00*
10日(日) 14:00
11日(月) 14:00

*終演後アフタートーク有*
3月8日(金)19:30 松井周(劇作家・演出家・俳優)
3月9日(土)19:00 深田晃司(映画監督/アクターズ・コース主任講師)

◯ご注意◯
※今公演は、2019年2月15日(金)〜3月11日(月)こまばアゴラ劇場にて開催されます青年団公演「平田オリザ・演劇展 vol.6」の演目ではございません。ご注意下さい。
※受付開始は開演の30分前、開場は開演の20分前です。
※記録撮影用カメラが入る回がございます。あらかじめご了承ください。

〈チケット〉
予約・当日共
一般:2,500円
U-26(26歳以下):1,000円
資料請求割引:2,000円(詳しくは映画美学校ホームページをご確認ください)
※26歳以下の方は、当日受付にて年齢が確認できる証明書をご提示ください。
※未就学児はご入場いただけません。
※資料請求割引:チケット購入時に映画美学校の資料を請求してくれた方に500円の割引を行います!(申し込み時に資料の送付先となる連絡先の記入が必須となります)

 <チケット取り扱い>
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<資料請求割引>
映画美学校の資料を請求いただきました方は当日2500円のところ、2000円で鑑賞いただけます!
下記よりお申込みください。お申込み後、映画美学校より随時学校案内などの資料をお送りいたします。

映画美学校アクターズ・コース2018年度公演 資料請求割引

〈会場〉
アトリエ春風舎
東京メトロ有楽町線副都心線西武有楽町線小竹向原」駅下車
4番出口より徒歩4分
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tel:03-3957-5099(公演期間のみ)
※会場には駐車場・駐輪場がございませんので、お越しの際は公共交通機関をご利用ください。

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つれづれなるままに〜『革命日記』日記 その6・最終回 / 那須愛美

さて、稽古場日記も最終回となりました。

当初は4回のつもりだったのに、お互い色々と書きたいことがあって増えてしまいました。

 

最終回は、那須愛美が写真多めでお届けします。

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 2月26日に無事に小屋入りし、春風舎で舞台づくりと稽古の日々です。

稽古場は、ちょっとピリピリしているかなと感じます。

まだまだやることがたくさん。やれることがたくさん。

そんな、もうちょっとで、あと一段階上の形になりそうな雰囲気が春風舎には漂っています。

 

山内さんはよく、「劇場に住んでください」とおっしゃっています。

それは、劇場で自らを最適な状態に持っていけるように、各々快適な環境を作ってくださいということなのだけど、今回はそれ以上に、この場所に「住む」意味があると思っている。

まず、地下の黒い小屋が、反社会集団のアジトという舞台の設定にぴったりの空間だということ。

そして、アトリエ春風舎自体が、元々は、アングラ劇団の劇場だったこと。

劇場自体に染み付いた年月。それを感じずにはいられません。

 

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稽古前。

 

役者たちは、やっと場所を上手く使えるようになってきたという感覚が出てきました。

 例えば、部屋にいる人から階段にいる人に声をかける時のその距離感。

これまで稽古場で想像しながら埋めていた部分と、実際の空間を使った感覚をなじませる作業が完了しつつあります。

階段の降り方1つ、背中を向けた人物からの姿勢のちょっとした変化で、心情を色々と想像できる。

観ている人がたくさん想像できるということは、とても豊かな芝居だと感じます。

 

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身を乗り出して俳優の演技を見つめる山内さん。 

 

山内さんは、よく「耳人間になってください」と言う。

これは、周りの音をただ、じっと聞いている状態にしてくださいということだ。

そうすると、人物の聡明さが表面にスッと出てくる。

アトリエ春風者は、地下にあるということで、地下水が外壁を伝う音や、上のマンションで水を流した音がよく聞こえます。その日ごとに違う音が聞こえるのが楽しい場所です。

その音にじっと耳を澄ます俳優の姿を見ると、見ているこちらもその人物に、スッと意識が集中される。

不思議な感覚です。

 

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小屋入りして、毎日13時から22時過ぎまで劇場に籠って、疲れも溜まって来ました。

みんな空き時間でよく寝てる。

 

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そしてこの日は、鈴木さんがカレーを作ってくださいました!

 

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ものすごく美味しい!あったかいご飯。沁みる〜。

 

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さらに、はちみつレモンまで!

沁みる〜心に沁みる。

 

本当に8期の皆さんは、誰とでも分け隔てなく仲が良いし優しいな、と思う。

その印象は、初めて接した時から全く変わっていない。

この関係性と信頼は、演技の中にも見られます。

例えば、日向子さん演じる立花と、福吉さん演じる桜井のアドリブのシーンで、周りの人物が野次を飛ばすのだが、その野次で、自然と「頑張れ」「負けるな」という声が聞こえた。

身内の人間としては、その姿を見てとても温かな気持ちになりました。

厳しい稽古の中でもここまでこれたのは、互いに気遣いあったり、遠慮せず悩み、相談しあったりできる環境が自然とあったからだと思う。

それって、一緒にモノを作るときに、大事なことだけど、難しいことだなと思っているので、やっぱり、ここは良い稽古場だなと思うのです。

 

さて、稽古に戻ります。

ここまで積み上げてきた段取りを生き生きとやる。これが今の段階での目標です。

どうしても、同じ動作を繰り返しできるようになると、たるんできてしまう。

段取りにならないように、毎回毎回の感覚に敏感に反応する。

また、「再現性」の話ですね。

山内さんの演出は、俳優としての取り組み方をとても丁寧に教えてくださいます。

 

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そう言えば、先日、私が釜口さんと話していて、「でしょ!」と言ったのを聞いて、日向子さんが「本物の『でしょ!』だ!」と。

彼女の台詞に「でしょ、でしょ」というのがあるのだが、それがうまく言えなかったらしい。

 そのあと、色々と試行錯誤していました。

こんな風に、普段の生活の中にも演技のヒントになることっていっぱい有りますね。

残り5日、 いろんなところにアンテナを張って、演技に反映して良い舞台を作りたいです。

 

さて、これで稽古場日記は終わりです。

ここまで全6回、お読みいただき、本当にありがとうございました。

3月6日(水)〜3月11日(月)、アトリエ春風舎でおまちしております。

 

(文・那須愛美)

 

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映画美学校アクターズ・コース 2018年度公演
『革命日記』
作:平田オリザ 演出:山内健司

〈出演〉
青柳美希、五十嵐勇、奥田智美、斉藤暉、佐藤考太郎、柴山晃廣、鈴木良子、福吉大雅、日向子、松岡真吾、るり(以上、アクターズ・コース 映画・演劇を横断し活躍する俳優養成講座2018)
浅田麻衣、釜口恵太、那須愛美、四柳智惟(以上、俳優養成講座修了生)

〈スタッフ〉
舞台美術アドバイザー:鈴木健介(青年団) 照明:井坂浩(青年団
宣伝美術:北野亜弓(calamar)
演出助手:菊池佳南(青年団/うさぎストライプ)、釜口恵太、四柳智惟
修了公演監修:兵藤公美 制作:浅田麻衣、那須愛美 協力:青年団

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2019年3月6日(水)〜11日(月)

6日(水) 19:30
7日(木) 19:30
8日(金) 14:00/19:30*
9日(土) 14:00/19:00*
10日(日) 14:00
11日(月) 14:00

*終演後アフタートーク有*
3月8日(金)19:30 松井周(劇作家・演出家・俳優)
3月9日(土)19:00 深田晃司(映画監督/アクターズ・コース主任講師)

◯ご注意◯

※今公演は、2019年2月15日(金)〜3月11日(月)こまばアゴラ劇場にて開催されます青年団公演「平田オリザ・演劇展 vol.6」の演目ではございません。ご注意下さい。
※受付開始は開演の30分前、開場は開演の20分前です。
※記録撮影用カメラが入る回がございます。あらかじめご了承ください。

〈チケット〉
予約・当日共
一般:2,500円
U-26(26歳以下):1,000円
資料請求割引:2,000円(詳しくは映画美学校ホームページをご確認ください)
※26歳以下の方は、当日受付にて年齢が確認できる証明書をご提示ください。
※未就学児はご入場いただけません。
※資料請求割引:チケット購入時に映画美学校の資料を請求してくれた方に500円の割引を行います!(申し込み時に資料の送付先となる連絡先の記入が必須となります)

 <チケット取り扱い>
CoRichチケット! https://stage.corich.jp/stage/96711

<資料請求割引>
映画美学校の資料を請求いただきました方は当日2500円のところ、2000円で鑑賞いただけます!
下記よりお申込みください。お申込み後、映画美学校より随時学校案内などの資料をお送りいたします。

映画美学校アクターズ・コース2018年度公演 資料請求割引

〈会場〉
アトリエ春風舎
東京メトロ有楽町線副都心線西武有楽町線小竹向原」駅下車
4番出口より徒歩4分
東京都板橋区向原2-22-17 すぺいすしょう向原B1
tel:03-3957-5099(公演期間のみ)
※会場には駐車場・駐輪場がございませんので、お越しの際は公共交通機関をご利用ください。

〈お問い合わせ〉
映画美学校
〒150-0044 東京都渋谷区円山町1-5 KINOHAUS B1F
電話番号:03-5459-1850 FAX番号:03-3464-5507
受付時間(月ー土) 12:00-20:00

【応援コメント!】映画監督・脚本家の古澤健さんより!

今回は、映画監督・脚本家で、映画美学校アクターズ・コース講師の古澤健さんより応援コメントを頂きましたので掲載いたします!

 

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毎年感じることだが、映画美学校アクターズ・コースに集まる面々にはまるで共通したところがない。

かと言って、年度ごとの個性がないかというと、これがある。

人が集まるということの不思議さを思う。

自分が受け持った講義では、最初にそれぞれに映像を撮ってきてもらった。俳優としての彼らはなににキャメラを向けるのだろう?という素朴な興味から彼らと向き合ってみた。

そしてそこから僕自身の演出による短いシーンの撮影に至るまで、とても短い期間ではあったが、多くの発見を得ることができた。

アクターズ・コース俳優養成講座2018に集まった面々を評するとするなら…思いつくままに…

野心がある。

無知である。

ということを自覚している。

無垢でもある。

挑戦的である。

センスがある。

楽しげである。

考え抜いている。

そして限界を感じてもいる。

変わろうとしている。

臆病である。

同時にのびのびともしている。

そして繰り返すが、非常に挑戦的である。

今年度の修了制作は平田オリザ作『革命日記』。先日、その稽古場におじゃまをした。初めての通し稽古の日だった。苦しみ、もがく受講生たちの姿があった。

戯曲のセリフやト書きや演出に、ただ飲み込まれてしまっていた。

そのことに不満げではあるが、途方にくれてもいた。

ところで、組織、というのは不思議な「現象」だ。それは統一したアイデンティティを内からも外からも要求されるが、しかし複数の人間たちが集まっている以上、うつろいやすい現象でしかない、と僕は思う。

『革命日記』はそういうことを扱っている戯曲なのではないだろうか。

と、考えると、この戯曲を修了公演として選ぶことの厳しさがあらわになる。

2018年度受講生たちは、観客の前に自画像を晒さないといけない、ということだ。

映画美学校アクターズ・コース俳優養成講座、などという組織は「ない」。

しかし同時にその組織がなにをなしたのか、その組織は何物なのか、そのように問われてしまう。

修了公演だから。

その矛盾をどう生きるのかを、僕は問うてみたい。

願わくは、野心と無知とセンスと享楽と批評と臆病さと勇気を持ち寄って、それぞれの顔を見せて欲しい。

 

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古澤健・ふるさわたけし
 

高校生の頃より8ミリ映画を撮り始める。『home sweet movie』が97年度PFFにて入選(脚本賞)。98年『怯える』がクレルモンフェラン短編映画祭に招待される。『超極道』(01/瀬々敬久監督)で脚本家としてプロデビュー。脚本作品として『ドッペルゲンガー』(02/黒沢清監督)『こっくりさん 日本版』(05/坂本一雪監督)など。監督作品としては『ロスト☆マイウェイ』(04)『making of LOVE』(10)『アナザー Another』(11)『今日、恋をはじめます』(12)『クローバー』(14)『ReLIFE リライフ』(17)『恋と嘘』(17)『一礼して、キス』(14)がある。最新作は『青夏 Ao-Natsu』(18)、『走れ!T校バスケット部』(18)、初のプロデュース作品でありアクターズ・コース第2期高等科生とともに製作した『ゾンからのメッセージ』(18/鈴木卓爾監督)がある。


★特設サイトOPENしました★

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映画美学校アクターズ・コース 2018年度公演
『革命日記』
作:平田オリザ 演出:山内健司

〈出演〉
青柳美希、五十嵐勇、奥田智美、斉藤暉、佐藤考太郎、柴山晃廣、鈴木良子、福吉大雅、日向子、松岡真吾、るり(以上、アクターズ・コース 映画・演劇を横断し活躍する俳優養成講座2018)
浅田麻衣、釜口恵太、那須愛美、四柳智惟(以上、俳優養成講座修了生)

〈スタッフ〉
舞台美術アドバイザー:鈴木健介(青年団) 照明:井坂浩(青年団
宣伝美術:北野亜弓(calamar)
演出助手:菊池佳南(青年団/うさぎストライプ)、釜口恵太、四柳智惟
修了公演監修:兵藤公美 制作:浅田麻衣、那須愛美 協力:青年団

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2019年3月6日(水)〜11日(月)

6日(水) 19:30
7日(木) 19:30
8日(金) 14:00/19:30*
9日(土) 14:00/19:00*
10日(日) 14:00
11日(月) 14:00

*終演後アフタートーク有*
3月8日(金)19:30 松井周(劇作家・演出家・俳優)
3月9日(土)19:00 深田晃司(映画監督/アクターズ・コース主任講師)

◯ご注意◯
※今公演は、2019年2月15日(金)〜3月11日(月)こまばアゴラ劇場にて開催されます青年団公演「平田オリザ・演劇展 vol.6」の演目ではございません。ご注意下さい。
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〈チケット〉
予約・当日共
一般:2,500円
U-26(26歳以下):1,000円
資料請求割引:2,000円(詳しくは映画美学校ホームページをご確認ください)
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〈会場〉
アトリエ春風舎
東京メトロ有楽町線副都心線西武有楽町線小竹向原」駅下車
4番出口より徒歩4分
東京都板橋区向原2-22-17 すぺいすしょう向原B1
tel:03-3957-5099(公演期間のみ)
※会場には駐車場・駐輪場がございませんので、お越しの際は公共交通機関をご利用ください。

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〒150-0044 東京都渋谷区円山町1-5 KINOHAUS B1F
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つれづれなるままに〜革命日記『日記』 その5/浅田麻衣

浅田です。劇場入りして、2日目。本日はスタッフの方々に来て頂き、舞台美術の大改造が行われています。

稽古場日記もこれで私のターンは最後。過去と現在が混在していますが、本日も徒然と記させていただきます。

 

2月27日

昨日の夜に搬出の準備を終え、劇場であるアトリエ春風舎への搬入が始まります。

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働く働く。今回の劇場入りは通常より長く、約2週間程劇場にいる計算です。
山内さんから、昨日の劇場入りレクチャーの中で、「住むように劇場で暮らす」ことをテーマにお話がありました。どうしても劇場は密閉空間で、空気も淀んでしまうことが多いので、自分たちが快適に過ごすための創意工夫も大事です。

 


そういえば、自分が修了公演の際には裏での待機時間が非常に長かったのと、まだ2月後半で寒かったので、毛布や下に敷くマットや暖房器具などを大量に持ち込み、裏では押しくらまんじゅう状態にくっつき暖をとっていたなあ・・・と懐かしくなること暫し。

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共有スペース。今回、修了公演では班(大道具、小道具、衣装・・・等等)を作ってそれぞれが活動しているのですが(3つの班を股にかける男、柴山という猛者もいます)

この共有スペースは「生活班」が仕切ってくれています。生活班は、稽古時間も長い日々の生活を潤すために、ケータリングを準備したり、お湯を準備してくれたり、ごみの整理をしてくれたりと日々細々とした作業を続けながら、稽古を支えてくれています。劇場入りしてから、お米を炊いてくれる生活班。温かいごはんは正義です。

 


劇場入りして長時間を過ごすとなると、体力的にもいつもと違う環境で精神的にも謎の疲れが出てきたり、また、食生活も乱れがち、という事象が起こりがちですが、今回の小屋入りが長い事を踏まえ、山内さんから事前に、俳優が劇場に住むように暮らす、という方法について折に触れ話がありました。
また、稽古途中で山内さんが実際に行っている体幹レーニングや発声方法、そして山内さんの食生活も教えてもらうというレクチャーが!

私自身、発声やストレッチの方法などは「稽古場で盗み合うもの、気になったらお互いでひっそりと共有しあう」と認識してきたものを、山内さん自身がオープンにしてくれて非常に励みになったし、勝手に目から鱗が落ちました。

 

=====ここから役者紹介に戻ります。========
もはやシーンの紹介ではなく、役者紹介でいきます。

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佐々木茂雄(革命家、下部組織のリーダー):松岡真吾
※こんなシーンはありません。私が一緒に出ているため、写真を撮影するチャンスがなく、仕込み中のカッコイイ松岡さんを撮影しました。
 
松岡さんは、日々トレーニングを欠かさず、そして、大きいお弁当を食べています。肉体改造の結果、二の腕が本当にムキムキになっていました。
私の好きな俳優さんで、「その役が一体どんな姿勢で立っているのか、どんな体格なのか」と身体から考える方がいらっしゃるのですが、松岡さんは内面から外面からも「佐々木」に近づこうとするストイックなアプローチ方法を取っているように思えます。ただ、それが所謂「その役になりきる」というわけではなく、ある程度役との距離(それは役者の危機管理にも通じるんでしょう)もとてもうまくとっていて、横に立っていてとても安心できるし挑戦できるし、素敵な役者さんです。
 

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小坂信雄(革命家):釜口恵太
※こんなシーンはありません。私が一緒に出ているため、写真を撮影するチャンスがなく、仕込み中に真剣にテープを選ぶ釜口さんを撮影しました。
 
先日、山内さんから「ちょっと語尾をあげてみようか」や、「この討論の間、『次は北海道かな〜』とか考えてみて」などディレクションを受けた結果、見た事のない釜口さんが見えてきました。恐らく普段は日常にとけ込む演技や、繊細な演技を得手としているのかな、と勝手に思っているのですが、今回の役はこれまでとは違ったアプローチが必要のように見え、でもここ1週間で小坂という役に説得力が増してきたように思います。この小坂、佐々木と私(千葉)は一緒に登場するのですが、楽しい3人組になれたらいいなあと思ってます。
 

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坂下たかし(増田家の隣人):四柳智惟
※こんなシーンはありません。私が一緒に出ているため、写真を撮影するチャンスがなく、おにぎりTシャツを着る四柳さんを撮影しました。
 
アクターズ・コースで同期だったよっつん。2年前の修了公演では、最後に少し絡むシーンがあって、お互い討論し、叫び合うようなシーンで非常に楽しかった記憶があります。それが一転、平田オリザ氏の脚本になり、お互いどうなるんだろうねえと思っていましたが、さすが四柳さん、役を仕上げてきました。彼の強さは貪欲さにあると思っていて、彼の演劇(ひいては芸術とかになるんでしょうか)への情熱、また彼が演劇を信じている強さは、2年前から本当に信頼しています。ほぼ私は聞き役なのですが、一緒にシーンを進める事ができて楽しいです。
 

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福本ゆかり(増田家の隣人):鈴木良子

鈴木さんは、所作が綺麗で立ち姿も綺麗。福本は外部からの人間で、台詞としては内部の人間をかき回すようなものが多いのですが、鈴木さんが演技をされると、柔らかさの中に有無を言わせない力があって、「ああ、こういう人間いるわ・・・」とあるあるをかき立てられます。それは、彼女が日常を大事にして、その日常感覚を皮膚感覚として持ち合わせているのかな、と密かに思っています。彼女が飲み物を飲んだ後のふふっとひそやかに満足された顔は必見です。私、いつも見ちゃいます。
 

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田中英夫(晴美の夫):佐藤考太郎

佐藤さんは、人がいる空間で「何が行われているか」「何が起こっているのか」という認識能力がとても高いです。それは恐らく、彼がこれまで見てきた映画や舞台などの知識が彼の中にすごく降り積もっていて、降り積もっているという自信が彼の言葉に現れているんだなと思います。
最後、彼と典子が残るシーンがあるのですが、静寂がとても美しいシーンです。
 
 
これで役者紹介も終了。劇場も、スタッフさんの手が加わり、舞台美術が完成に近づいています。これから稽古が始まります。
過去何度も『革命日記』は上演されてきていますが、いまのこととして、2019年現在にアップデートされた私たちの『革命日記』が完成に近づいています。舞台は1回限り、終わった上演は二度と繰り返されることはありません。映像として記録することはできますが、それはあくまで記録、実際に客席で見られたものとはどうしても異なってしまいます。
今回制作及び出演している身として、本当に、観て頂きたい作品です。

ご来場、アトリエ春風舎でお待ちしています。
 
 
(文・浅田麻衣)
 
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映画美学校アクターズ・コース 2018年度公演
『革命日記』
作:平田オリザ 演出:山内健司

〈出演〉
青柳美希、五十嵐勇、奥田智美、斉藤暉、佐藤考太郎、柴山晃廣、鈴木良子、福吉大雅、日向子、松岡真吾、るり(以上、アクターズ・コース 映画・演劇を横断し活躍する俳優養成講座2018)
浅田麻衣、釜口恵太、那須愛美、四柳智惟(以上、俳優養成講座修了生)

〈スタッフ〉
舞台美術アドバイザー:鈴木健介(青年団) 照明:井坂浩(青年団
宣伝美術:北野亜弓(calamar)
演出助手:菊池佳南(青年団/うさぎストライプ)、釜口恵太、四柳智惟
修了公演監修:兵藤公美 制作:浅田麻衣、那須愛美 協力:青年団

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2019年3月6日(水)〜11日(月)

6日(水) 19:30
7日(木) 19:30
8日(金) 14:00/19:30*
9日(土) 14:00/19:00*
10日(日) 14:00
11日(月) 14:00

*終演後アフタートーク有*
3月8日(金)19:30 松井周(劇作家・演出家・俳優)
3月9日(土)19:00 深田晃司(映画監督/アクターズ・コース主任講師)

◯ご注意◯

※今公演は、2019年2月15日(金)〜3月11日(月)こまばアゴラ劇場にて開催されます青年団公演「平田オリザ・演劇展 vol.6」の演目ではございません。ご注意下さい。
※受付開始は開演の30分前、開場は開演の20分前です。
※記録撮影用カメラが入る回がございます。あらかじめご了承ください。

〈チケット〉
予約・当日共
一般:2,500円
U-26(26歳以下):1,000円
資料請求割引:2,000円(詳しくは映画美学校ホームページをご確認ください)
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※未就学児はご入場いただけません。
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4番出口より徒歩4分
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※会場には駐車場・駐輪場がございませんので、お越しの際は公共交通機関をご利用ください。

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つれづれなるままに〜『革命日記』日記 その4 / 那須愛美

今日、無事に小屋入りいたしました。

公演まではあと一週間ほどです。

 

稽古場日記その4は、那須愛美がお届けいたします。この間の続きを。 

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◯2月25日

 

先週の土曜は2回目の通しでした。とても面白くなってきた。

いい意味で、平田オリザっぽい!と思うところが多々ありました。

それはきっと、戯曲の持つ面白さを的確に機能させられるようになったということではないかと思う。

でもまだ後半になると集中力が切れてくるのか、ミスが目立つようになってしまいます。

間延びしたり、動作に粗相が見えたり。

まだまだパワーアップできるなと感じ、本番がより楽しみになりました。

出演者の皆さんも、だんだんと楽しめるようになってきたんじゃないかな、と。

 

今日の稽古は、前回の通しのフィードバックから。

いわゆる「ダメ出し」ですね。演劇あるあるじゃないかなぁと思うけど、座組によって色々言い方がある。

今回の座組では、「フィードバック」と呼んでいます。

ポジティブな感じがして、いいですね。次へと繋げる振り返り。

 

ローソンの制服のようなシャツを着ていた2人。 (左:釜口さん。右:福吉さん。)

 

典子の妹、晴美役の奥田智美さんは、とっても声が可愛い。芯のある、よく通る声だ。

広報として関わっていると、とても繊細な方なのかなと感じます。

だからか、奥田さんの演じる晴美は、可愛らしいのだけど、凛としていて、どこか達観した雰囲気がある。

組織から抜けた晴美の背景に背負っているものを表現するのが難しい役だと思いますが、それを真摯に表現しようと向き合っている姿が素敵です。

 

フィードバックの中では、山内さんに「もっとかっこよく登場してください!」とすごいディレクションをされていた松岡真吾さんは、稽古前はいつも筋トレしています。

増量中だそうで、お弁当も特大サイズ。ストイック。

そんな松岡さんの眼差しには、革命家の鋭さが感じられます。

松岡さん演じる組織のリーダー、佐々木茂雄が、革命について演説するシーン(私たちの間では「左翼カラオケ」と呼ばれています)は、先日の稽古で、台詞の中で強調する言葉の調整をしたら、もっと革命家らしくなりました。

しかし、別のシーンでは間の調整をしたのですが、そうすると、ちょっと佐々木がポンコツな感じが出て、間の違いだけでこんなに人柄が変わるんだ、と面白かった。

 

浅田麻衣さんは、スーパー制作です。

そして、めちゃくちゃ話しやすい。一緒に制作をしていてとても楽しいです。

そんな浅田さん演じる千葉は、武雄のことが好きなのだけど、まずその設定が難しいし、さらに台詞がない部分、行動で訴えかける部分が多く、とても難しい役柄だと思う。

でも浅田さんが演じると、視線や声に強さがありつつ、グッと思いを堪える時の身体には言い表せない感情のパワーが詰まって見えます。

演技をしている時の浅田さんは、制作の時の顔とは全然違って、ドキドキしてしまいます。

 

釜口恵太さんは、アクターズの同期です。

いつも誰にでも優しいけど、意外とサバサバした部分もあって、言うことはズバッと言ってくれるので、とても話しやすい。

そして仕事ができる。8期の敏腕TAです。

私は彼の着実で自然な演技が好きなのだけど、でも今回の小坂役は難しいと感じている部分があるように見える。

きっと、彼の人生の中で表出させたことのない感情を表現しなければならないからなんじゃないかな、なんて思っています。

そんな、いつもと違う釜口さんの演技、だんだんと輝いてきました。

 

 

先日の、浅田さんの稽古場日記その2でも触れられていた「再現性」について、山内さんが面白いことをおっしゃっていた。

「再現っていうのは、同じことを繰り返すんじゃなくて。できれば、毎回同じものを1から作りたいです。同じ料理を作るようなものですね、こっちの気分とか体調とか関係なく。」

なるほど!と思った。

同じことを繰り返そうという意識ではなく、いちいち、その時に相手に言われたり、されたりしたことを感じて反応する意識。

だから、演技の都度自分の感覚を言語化して、確かめてっていう作業はやっぱり大切だと感じた。

  

 左:福本役、鈴木良子さん。右:坂下役、四柳智惟さん

 

さてさて、皆さんの紹介に戻ります。

隣人の坂下役、四柳智惟さんはもう本当に面白いです。

演技も、ちょっとした表情や仕草が面白くて、思わずじっと見入ってしまう。

鈴木さん演じる福本とのコンビが最高に好きで、このシーンは毎回笑ってしまいます。

真面目な顔で演技していても面白いから、本当にずるいなあと思います。

 

佐藤考太郎さんは、最初、あまり喋らない方だな、と思っていました。

けど、喋ってみると、すごく面白い。とてもいろんなことを考えている。

佐藤さん演じる晴美の夫、田中英夫は、革命に生きようとする典子の心を揺さぶる、重要な役割を担っている。

英夫は自分からはあまり喋らないが、それが、佐藤さんの持っている、寡黙だけれど奥に強い意志を秘めた雰囲気にとてもあっているなと思う。

自分の意思を発する台詞が少ない分、演じ方が難しいと思うけれど、色々な状況を仮定しながら演じていて、自分なりに納得できる演技を探っていました。

 

佐藤考太郎さん 

 

稽古の最後に山内さんがおっしゃっていた。

ここまで積み上げたものを信じて、さらに、毎日その日の演技を振り返ってまた積み上げていってほしい。

俳優って地道な仕事だ。完成、なんてないよなぁ。

最後まで手を抜かず、日々更新し続けたいですね。

 

いよいよ一週間ほどになりました。ここからは劇場で再構築していく作業です。

ではまた次回。

 

(文・那須愛美)

 

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映画美学校アクターズ・コース 2018年度公演
『革命日記』
作:平田オリザ 演出:山内健司

〈出演〉
青柳美希、五十嵐勇、奥田智美、斉藤暉、佐藤考太郎、柴山晃廣、鈴木良子、福吉大雅、日向子、松岡真吾、るり(以上、アクターズ・コース 映画・演劇を横断し活躍する俳優養成講座2018)
浅田麻衣、釜口恵太、那須愛美、四柳智惟(以上、俳優養成講座修了生)

〈スタッフ〉
舞台美術アドバイザー:鈴木健介(青年団) 照明:井坂浩(青年団
宣伝美術:北野亜弓(calamar)
演出助手:菊池佳南(青年団/うさぎストライプ)、釜口恵太、四柳智惟
修了公演監修:兵藤公美 制作:浅田麻衣、那須愛美 協力:青年団

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2019年3月6日(水)〜11日(月)

6日(水) 19:30
7日(木) 19:30
8日(金) 14:00/19:30*
9日(土) 14:00/19:00*
10日(日) 14:00
11日(月) 14:00

*終演後アフタートーク有*
3月8日(金)19:30 松井周(劇作家・演出家・俳優)
3月9日(土)19:00 深田晃司(映画監督/アクターズ・コース主任講師)

◯ご注意◯

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予約・当日共
一般:2,500円
U-26(26歳以下):1,000円
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映画美学校の資料を請求いただきました方は当日2500円のところ、2000円で鑑賞いただけます!
下記よりお申込みください。お申込み後、映画美学校より随時学校案内などの資料をお送りいたします。

映画美学校アクターズ・コース2018年度公演 資料請求割引

〈会場〉
アトリエ春風舎
東京メトロ有楽町線副都心線西武有楽町線小竹向原」駅下車
4番出口より徒歩4分
東京都板橋区向原2-22-17 すぺいすしょう向原B1
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【応援コメント!】俳優の近藤強さんより!

今回は、俳優で、映画美学校アクターズ・コース講師の近藤強さんより応援コメントを頂きましたので掲載いたします!ありがとうございます!

 

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去年の9月から始まったアクターズ・コース俳優養成講座2018(通称・8期)。僕は割と最初の方の講義を担当しました。
だから,正直一人一人の俳優としての印象というのはあまりなくて、とにかく、受講生同士の仲が良いなあというのを覚えています。珍しいなと思ったのは、8月に行われた選考面接時にもその日の参加者のほとんどが全員が終わるまで待って一緒にご飯を食べに行ったことです。最初からこんなに気があうグループも珍しいです。
同時に、学生、会社勤めの方、ミュージシャン、映画監督などの様々な背景の人たちがいるのも今期の特徴だと思います。

さて、そんな8期生の修了公演は僕自身も出演した平田オリザの「革命日記」。
しかも演出は青年団山内健司。ほぼ初演出とのことだけど,期待が高まります。

先日、どんな感じなのかと稽古場見学に行ってきました。
山内さんはいつもながらのにこにこ顔で,千本ノックをしていて、受講生たちは来る球,来る球を必死にキャッチして返球。演劇の稽古というよりは運動部の合宿のような雰囲気。
この日は、音符としての台詞を整える作業と、戯曲のダイナミックとそれぞれの役の動機の確認作業。
かなり細かい指示に必死で対応してる受講生たちの真面目な姿に楽しそうだなとニンマリしてしまいました。
普段は俳優である山内さん自身が、日頃、自分でやっていることをとても誠実に受講生たちに説明している感じがして、青年団員後輩としては、なかなか青年団では見られない光景に何だか得したような気分。
とても贅沢な時間でした。

稽古場の雰囲気もとても良く、映画美学校の地下スタジオがすっかり8期生のアトリエでした。
本番までまだ2週間。初通し稽古も完了、ここからどこまで遠くに行いけるのか楽しみです。

 

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近藤強・こんどうつよし

94年に渡米。アイオワ大学で演劇、ネイバーフッドプレイハウスでマイズナーテクニックを学ぶ。卒業後はニューヨークを拠点に活動。07年に帰国し、劇団青年団に入団。青年団の他、水素74%、うさぎ庵にも出演している。
また、『ほとりの朔子』『歓待』『That’s it/ソレダケ』『坂の上の雲』など映画・テレビ作品にも出演している。
 
 
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映画美学校アクターズ・コース 2018年度公演

『革命日記』

作:平田オリザ 演出:山内健司

〈出演〉

青柳美希、五十嵐勇、奥田智美、斉藤暉、佐藤考太郎、柴山晃廣、鈴木良子、福吉大雅、日向子、松岡真吾、るり(以上、アクターズ・コース 映画・演劇を横断し活躍する俳優養成講座2018)

浅田麻衣、釜口恵太、那須愛美、四柳智惟(以上、俳優養成講座修了生)

〈スタッフ〉

舞台美術アドバイザー:鈴木健介(青年団) 照明:井坂浩(青年団

宣伝美術:北野亜弓(calamar)

演出助手:菊池佳南(青年団/うさぎストライプ)、釜口恵太、四柳智惟

修了公演監修:兵藤公美 制作:浅田麻衣、那須愛美 協力:青年団

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2019年3月6日(水)~11日(月)

6日(水) 19:30

7日(木) 19:30

8日(金) 14:00/19:30

9日(土) 14:00/19:00

10日(日) 14:00

11日(月) 14:00

※今公演は、2019年2月15日(金)~3月11日(月)こまばアゴラ劇場にて開催されます青年団公演「平田オリザ・演劇展 vol.6」の演目ではございません。ご注意下さい。

※受付開始は開演の30分前、開場は開演の20分前です。

※記録撮影用カメラが入る回がございます。あらかじめご了承ください。

〈チケット〉

予約・当日共

一般:2,500円

U-26(26歳以下):1,000円

資料請求割引:2,000円(詳しくは映画美学校ホームページをご確認ください)

※26歳以下の方は、当日受付にて年齢が確認できる証明書をご提示ください。

※未就学児はご入場いただけません。

※資料請求割引:チケット購入時に映画美学校の資料を請求してくれた方に500円の割引を行います!(申し込み時に資料の送付先となる連絡先の記入が必須となります)

 <チケット取り扱い>

CoRichチケット! https://stage.corich.jp/stage/96711

<資料請求割引>

映画美学校の資料を請求いただきました方は当日2500円のところ、2000円で鑑賞いただけます!

下記よりお申込みください。お申込み後、映画美学校より随時学校案内などの資料をお送りいたします。

映画美学校アクターズ・コース2018年度公演 資料請求割引

〈会場〉

アトリエ春風舎

東京メトロ有楽町線副都心線西武有楽町線小竹向原」駅下車

4番出口より徒歩4分

東京都板橋区向原2-22-17 すぺいすしょう向原B1

tel:03-3957-5099(公演期間のみ)

※会場には駐車場・駐輪場がございませんので、お越しの際は公共交通機関をご利用ください。

〈お問い合わせ〉

映画美学校

〒150-0044 東京都渋谷区円山町1-5 KINOHAUS B1F

電話番号:03-5459-1850 FAX番号:03-3464-5507

受付時間(月ー土) 12:00-20:00