映画美学校アクターズ・コース ブログ

映画美学校アクターズ・コースの公式ブログです。映画・演劇を横断し活躍する「俳優養成講座 」 2017年9月開講決定!

【応援コメント!】映画監督・脚本家の高橋洋さんより!

こんばんは!友情応援隊のSです!

今回は映画監督・脚本家で、映画美学校フィクション・コースの講師の高橋洋さんより応援コメントを頂きましたので掲載致します!

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「映画・演劇を横断し活躍する俳優育成ワークショップ」受講生が出演、映画美学校フィクション・コース受講生がスタッフ、そして現役の映画監督であるフィクション・コース講師4名がそれぞれ監督し、短編映画を創り上げた「ミニコラボ」。
今回は高橋さんの作品に出演した3名について「それぞれの印象と今後に期待すること」を寄稿頂きました!ありがとうございます!

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アクターズ生がそばにいると面白い。
たぶん他の講師も受講生もそう思ってる。
アクターズ生は被写体になる側の必死さを放っている。おそらく経験を積んだ俳優よりもはるかに直裁に。
これを受け止めるのが我々の仕事だ。
おかげで我々も必死になれる。そこが面白い。
僕がミニコラボで出会ったのは奥崎愛野さん、的場裕美さん、山田雄三君の三人。

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奥崎さん、的場さんは会うなり、あッ、タヌキ顔とキツネ顔だと思った。
タヌキやキツネに似てるのではない。
友人の心療内科医によると、タヌキ顔は「他の気」、眼から別人が覗いている。
キツネ顔は「気ツ根」、自らの思いに執着している。
的場さんは自らの執着に、奥崎さんは針が振り切れた何ものかに喰われている。
二人の心の問題ではなく、あくまでキャラクターの話である。

 

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じゃあ、山田君は何なんだというのが僕の最大の問題だった。
まあ、人間だ。これは凄く難しい。
それで人間、山田にどうしたいのだと聞いてみたら「死にたい」と言った。
そしたら的場さんが、ちょうど今、三島由紀夫の『命売ります』を読んでいて、主人公が山田ってヤツで死にたがってますと言った。
じゃあ、それで、と『代理人アイリーン』を撮った。
針が振り切れたアイリーン役の奥崎さんには何も言う必要を感じなかった。ただ彼女が言うべき台詞を書き、発話して貰えばよい。

 

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的場さんには平田オリザさんのワークショップで彼女が演じた誘惑者の役からヒントを得てザッツ・女の役を演じて貰い、動きの軸がブレないようしつこく言った。
一番幅のある役だからこそ必要だと思った。
人間、山田にはとにかくキャメラに顔を向けろとか何で斜面で芝居すると転がって行くんだとか、ありとあらゆることを言った気がする。
最後の最後で奥崎さんに何回かNGを出した時、NGが出てホッとしたと言われた。
すまないなあと思う反面、やっぱりこの人怖いと思った。怖い役者はよい役者です。
出来上がった映画を見た人から三人ともまるで狙いすましてキャスティングしたみたいだと言われて、嬉しかった。
山田君、何故か僕の映画は男を描くといつもああなるのよ。『ソドムの市』の頃から。
さて、あっという間に修了公演の時期になって……。

 

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奥崎さんについては何も心配していない。
的場さんはちょっと心配している。
山田君は……かなり心配している。ハラハラしている。

 

高橋洋 Takahashi Hiroshi
1959年生まれ。森崎東監督のテレビ作品『離婚・恐婚・連婚』で90年に脚本家デビュー。中田秀夫監督『リング』(98)『リング2』(99)、鶴田法男監督『リング0 バースデイ』(00)が大ヒットを記録する。
他の脚本作品に中田秀夫監督『女優霊』(95)、北川篤也監督『インフェルノ蹂躙』(97)、黒沢清監督『復讐 運命の訪問者』(96)『蛇の道』(98)、佐々木浩久監督『発狂する唇』(99)『血を吸う宇宙』(01)、鶴田法男監督『おろち』(08)など。04年、監督作『ソドムの市』が公開。以後『狂気の海』(07)『恐怖』(09)『旧支配者のキャロル』(12 映画芸術ベストテン4位)と監督作が続く。
著書に「映画の魔」(青土社)、稲生平太郎との共著「映画の生体解剖-恐怖と恍惚のシネマガイド」(洋泉社)がある。 

 

2016年3月3日[木] - 3月6日[日]

映画美学校 アクターズ・コース 2015年度公演 『友情』

作・演出:鎌田順也(ナカゴー) 原案『堀船の友人』

 

出演 秋本ふせん 奥崎愛野 川島彩香 菊地敦子 佐藤 岳 綱木謙介 戸谷志織 トニー・ウェイ 豊田勇輝 深澤しほ 渕野実優  的場裕美 連 卓也 山田雄三 (映画・演劇を横断し活躍する俳優育成ワークショップ)

【NEW!】<日替わり出演>
古澤健(3/3 19:00) 松井周(3/4 19:00)
しらみず圭(3/5 14:00) 鈴木智香子(3/5 18:00)
四方智子(3/6 14:00) 市沢真吾(3/6 18:00)

 

【NEW!】応援コメント随時アップ中!

映画美学校 | アクターズ・コース2015年度公演『友情』応援コメント

 

 

公演日程 2016年3月3日[木] - 3月6日[日]

3日(木)19:00★

4日(金)19:00★

5日(土)14:00/18:00

6日(日)14:00/18:00 ★=終演後アフタートーク開催〔30分程度を予定〕

*受付開始は開演の40分前、開場は開演の30分前。

*演出の都合上、開演後は入場をお待ちいただくことがございます。

 

【NEW!】アフタートークが決定しました!
★:終演後に、作・演出の鎌田順也とゲストによるアフタートークを開催いたします。〔30分程度を予定〕

3月3日(木)19:00
トークゲスト:九龍ジョー(ライター/編集者)、古澤 健(映画監督)
3月4日(金)19:00
トークゲスト:松井 周(演出家/サンプル主宰)、山内健司(俳優/青年団)、近藤 強(俳優/青年団

 

チケット

予約・当日共

一般 2,300円 学生 1,800円

*日時指定・全席自由

*未就学児童はご入場頂けません。

 

チケット予約 ⇒ 友情 予約フォーム

会場:アトリエ春風舎

〒173-0036 東京都板橋区向原2-22-17 すぺいすしょう向原B1

東京メトロ有楽町線副都心線西武有楽町線小竹向原駅」下車 4番出口より徒歩4分]

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