映画美学校アクターズ・コース ブログ

映画美学校アクターズ・コースの公式ブログです。アクターズ・コース2017年度公演「S高原から」2/28(水)〜3/5(月)上演決定!

アクターズ・インタビュー『S高原まで』(第6回/全14回)高羽快

ブログに、フィクション・コースとのミニコラボで監督をしてくださった講師の方々や、アクターズ・コース講師の方々からの応援コメントも順次掲載しておりますので、そちらも是非、ご覧になってください!

 

第6回は、ゴーゴーカレー大好きなコメディアン、高羽快さんです。

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──緊張してますか?

緊張してますね。

 

──高羽さんは、映画美学校に入って、初めてお芝居を始めたそうですが、

   そもそも、なぜ芝居しようと思ったんですか。

 元々映画がすごく好きで、あと、ちっちゃい頃から変身願望みたいなものがあって。変身願望というか、自分自身のままで人前に立たされることがすごく苦手で。けど、自分と違う人になるのって楽しいなって思って、だからぼんやり俳優っていう職業もあるんだなあ、くらいには思ってた。あとは、実際にCMを作る側として働き出して、そういう現場って自分も出させられることがあるんですけど、そういう時カメラの前に立たされてても、全然緊張しないなってことに気づいて。で、仕事を辞めたのをきっかけに、どうせ自分の中に少しでも芝居がしたいっていう気持ちがあるならやった方がいいタイミングだなぁ、やってみよう、と思って。

 

──じゃあ、実際に芝居することに対して、そんなに抵抗感はなかったですか?

周りから見ればきっと足りてない部分ばっかりだろうとは思うけど、自分が芝居する上では、パッとやってくださいって言われても恥ずかしいとかいう抵抗は全然無いなぁ、ということに、ここに通いながら思ってます。きっと普通の学校とかクラスとかで、有志で劇をやれって言われたら、すごい嫌だし恥ずかしくて絶対やらなかっただろうけど、こういう場で、「あなたたちは役者です、やっていいですよ」って言われている前提があるから、「あ、やっていいんだなぁ」って思えるし、すごい思い切ってやれるなぁ。だから学校に来るっていう選択肢は、自分が初めて芝居をやる上では良かったなって。

 

──ここにきて、ガッツリお芝居してみて、想像と違ったことってありますか?

自分の身体が自分のものじゃないように感じてしまうのは、こんなんになっちゃうんだなぁって思いました。全然自由に身体が動かない。一人で縛られて動けなくなっちゃうんだなぁ、って、思いましたね。

あとは、今まで全然舞台を見たこともなかったから、見え方の知識がなかった。だから、自分が思っている2段3段上げていかないと、そうは見えてないってことは実感します。自分の中に、演じることへの違和感がなかったっていうことだけで演技に足を向けたままだったから。周りにどう見えているかは全く別なんだなって。わかってはいたけど、実感としてなかったから、こう、ガーンと、強く、なるほどと思わされている感じです。人にどう見られているかってことをもっと意識していかないと、うまくなっていかないんだろうなって思う。

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──私の中では、高羽さんは、すごく面白い人という勝手なイメージがあります(笑)

自分で自覚ないんですけど(笑)なんかすぐふざけちゃう。

 

──高羽さん、いつもすごい面白いのに、

   芝居の時は真面目になるから、それが私には可笑しい(笑)

やっぱり、やろうと思って構えちゃってるんでしょうね。きっと玉田さんも、休憩になるとあいつ騒ぐな、って思ってるんじゃないかな、なんて(笑)

 

──話は変わりますが、大学では、何の勉強をしていたんですか?

大学は、美術大学の芸術学科ってところで、実技的に絵画とか彫刻を専攻するわけじゃなくて、学術的に美術・芸術について研究しようっていう学科だったので。僕は、モノを作るのは好きだったけど、それを勉強して入ったわけじゃなくて。周りは割とそういうことができるのに、自分はできないから、どうやって生きていこうかな、って考えた時に、演じることに興味もあったし、割と強く、自分にはできるかもなぁって思ってて。あと、やっぱり映画が好きだったから、映画には関わりたいなぁと思ってて。どうやって関わろうか考えた時に、まだ、自分が演技をやっていくっていう気持ちに自信がなかったから、一旦就職して。って感じですかね。はい!

中学校の頃は、吉本に入ろうとしてて(笑)ずっとNSCのこと調べてて、結局実行力がなくて考えてただけで終わった、みたいなこともあって。多分、昔からそういうことへの興味があったけど、それに向かう勇気がなくて何もしてこなかった。

 

──映画は昔から好きだったんですか?

親が結構、映画、好きで。だからちっちゃい頃からスターウォーズとか、古い洋画とかよく見てて。だから、フィクションの世界に対する憧れがあって。で、意外とその気持ちが大人になっても無くならなくて。

 

──よくSNSに写真とかを載せてるじゃないですか。すごく素敵だなあ、と思うのですが。

なんてこった〜、あ、ありがとうございます(照)写真は別に勉強したわけじゃなくて、興味があって。あと、すごいめんどくさがりで。モノを作るのって時間と手間がかかるけど、写真はシャッター押すだけじゃん、って思って。モノを作ることへの興味は元々あるんですけど、カメラの手軽さ、パッと撮れるっていうところがすごいしっくり来て。いつでもどこでもっていう気軽、なところが楽しいなぁって思います。

 

──言葉を使ったりすることよりも、目で見える形で表現することの方が好きなんですかね。

割と、言葉とか文章とかが、あまり得意だという感覚がなくて。苦手だなぁと思ってて。詩とか、自分の感情とか表現しようとすると急に恥ずかしくなっちゃう。写真だと、良くも悪くも伝わり方はそれぞれだし、どう解釈されても自由だし、って思うと気軽に出せる。自分の気持ちとして自然に出しやすいなあっていうのがあって。だから写真は好きだなって思います。

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──では、将来、どんなことをやってみたいですか。

…めちゃくちゃスターウォーズに出たい!でもスターウォーズ、完結に向かってるからギリギリなタイミング…スターウォーズ出たいなってずっと思ってる。子どもの頃から好きなので。あとは、鎧を着たいから大河出たい(笑)大河ドラマ出たいです、僕。なんかこう、衣装への憧れが結構あるのかもしれない。完全に自分でない格好をすることへの憧れみたいなものが、ある。あとは、「映画の中で一番死んだ役者」でギネス登録されたい(笑)

 

──いいですねぇ!

あとは、食いっぱぐれたくは無いな、と。俳優っていう仕事に対して、仕事だけど、仕事だから、っていう感覚をあまり持ち込まずに付き合っていけたらいいなって、思います。好きなことの延長とは思いつつも、かっちりやっていけたらいいな、と思います。

でも、M-1に出ようとはずっと思ってる。漫才を、どこかで。漫才も、どこでもできるので。

 

──言い残しはないですか?

あ、肩書きには縛られたく無いなって。頼らず縛られず。役者としてもだし、逆にいわゆる裏方の仕事も。いろんな立場があればあるほど、関われる場が増えるし、逆にスタッフじゃないと関われない現場もあるだろうし。だから、何が何でも全部、役者として関わろうとはあんまり思ってない。なんでもやりたい。

 

──何か意気込みなど、あれば!

強く生きていく、俳優として!

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高羽さんはやっぱりとても面白い人でした。そして、高羽さんの話す日本語がとても素敵でした。

次回は、高橋ルネさんです。2月13日に更新予定です。(構成・那須愛美)

 

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高羽快・たかはかい

1991年アメリカ生まれ茨城育ち。中学、高校、大学と剣道部に所属。失恋のショックで人生を見失い、高校卒業後約2年間引きこもりに。多摩美術大学卒業。CM制作会社勤務を経て現在無職。好きな女優は夏帆Twitter:gmnmnmn

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映画美学校アクターズ・コース 2017年度公演
「S高原から」
作・平田オリザ 演出・玉田真也(玉田企画)

【玉田真也(玉田企画 / 青年団演出部)】
平田オリザが主宰する劇団青年団の演出部に所属。玉田企画で脚本と演出。日常の中にある、「変な空気」を精緻でリアルな口語体で再現する。観る者の、痛々しい思い出として封印している感覚をほじくり出し、その「痛さ」を俯瞰して笑に変える作品が特徴。

出演:石山優太、加藤紗希、釜口恵太、神田朱未、小林未歩、髙羽快、高橋ルネ
          田中祐理子、田端奏衛、豊島晴香、那木慧、那須愛美、本荘澪、湯川紋子
        (映画・演劇を横断し活躍する俳優養成講座2017)
          川井檸檬、木下崇祥

舞台美術:谷佳那香、照明:井坂浩(青年団)、衣装:根岸麻子(sunui)
宣伝美術:牧寿次郎、演出助手:大石恵美、竹内里紗
総合プロデューサー:井川耕一郎
修了公演監修:山内健司、兵藤公美、制作:井坂浩

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公演日程:2018年2月28日(水)〜3月5日(月)

2/28(水)19:30~
3/1  (木)19:30~
3/2  (金)15:00~ / 19:30~
3/3  (土)14:00~ / 19:00~
3/4  (日)14:00~
3/5  (月)15:00~
※受付開始は開演の30分前、開場は開演の20分前
※記録撮影用カメラが入る回がございます。あらかじめご了承ください。 

チケット(日時指定・全席自由・整理番号付)
前売・予約・当日共
一般 2,500円 高校生以下 500円
資料請求割引 2,000円 

※高校生以下の方は、当日受付にて学生証をご提示ください。
※未就学児はご入場いただけません。
※資料請求割引:チケット購入時に映画美学校の資料を請求してくれた方に500円の割引を行います(申し込み時に資料の送付先となる連絡先の記入が必須となります)。

チケット発売開始日 2018年1月8日(月・祝)午前10時より

<チケット取り扱い>
CoRichチケット! https://ticket.corich.jp/apply/88312/

<資料請求割>
映画美学校の資料を請求いただきました方は当日2500円のところ、2000円で鑑賞いただけます!
下記よりお申込みください。お申込み後、映画美学校より随時学校案内などの資料をお送りいたします。

映画美学校アクターズ・コース資料請求割引申し込み専用フォーム 

会場
アトリエ春風舎
東京メトロ有楽町線副都心線西武有楽町線小竹向原」駅 下車
4番出口より徒歩4分
東京都板橋区向原2-22-17 すぺいすしょう向原B1
tel:03-3957-5099(公演期間のみ)
※会場には駐車場・駐輪場がございませんので、お越しの際は公共交通機関をご利用ください。

お問い合わせ
映画美学校
〒150-0044 東京都渋谷区円山町1-5 KINOHAUS B1F
電話番号:03-5459-1850 FAX番号:03-3464-5507
受付時間(月ー土) 12:00-20:00