【応援コメント!】映画監督の西山洋市さんより!
今回は映画監督で、映画美学校フィクション・コース講師の西山洋市さんより応援コメントを頂きましたので掲載致します!
「映画・演劇を横断し活躍する俳優養成講座2017」受講生が出演、映画美学校フィクション・コース受講生がスタッフ、そして現役の映画監督であるフィクション・コース講師4名がそれぞれ監督し、短編映画を創り上げた「ミニコラボ実習」。
今回は西山さんの作品に出演した4名について「それぞれの印象と今後に期待すること」を寄稿頂きました!ありがとうございます!
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「あらくれ」の芝居について 西山洋市
歌舞伎に「時代世話」という概念がある。簡単に言えば時代劇と現代劇が入りまじった世界という不思議なものだが、異なるふたつのジャンル、過去と現在という二つの時間、その言葉遣いにも、セリフ回しにも、ふたつの世界が入りまじる。それは現在の標準的な作劇の考え方とは違う、より自在な芝居を可能にする。「あらくれ」はそういうものを狙った映画なので、登場人物はふたつの時間、二つの世界が入り交った存在となる。
続きを読む【特別企画!】『S高原から』玉田真也さんインタビュー【前編】
特別企画!
今回の修了公演の演出を担当する玉田真也さんのインタビュー(前編)を今回は掲載致します!
【プロフィール】
玉田真也(玉田企画 / 青年団演出部)
平田オリザが主宰する劇団青年団の演出部に所属。玉田企画で脚本と演出。日常の中にある、「変な空気」を精緻でリアルな口語体で再現する。観る者の、痛々しい思い出として封印している感覚をほじくり出し、その「痛さ」を俯瞰して笑に変える作品が特徴。
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──なぜ今回の修了公演で『S高原から』を上演しようと考えたのですか?
まず前提として、受講生の人数が決まっているじゃないですか。14人いて。で、男女比も決まっていて、男性が5人、女性が9人。その人数と男女比でハマる戯曲を考えると、その時点で候補になるものがめちゃくちゃ少ないんです。それで、平田オリザさんの戯曲だったらそういうのがあるよなと思って、じゃあオリザさんの戯曲の中でどれをやりたいかなと考えた時に『革命日記』と『S高原から』の2つで迷って。でも『革命日記』は修了公演と大体同じ時期に無隣館でやるらしく、さすがにそれとぶつけるのもあれなので、それなら『S高原から』かなと思って。
──玉田企画では作・演出ですよね。人の書いた戯曲をやりたいというのは「演出家に専念したい」というような欲望だったのですか?
続きを読むアクターズ・インタビュー『S高原まで』(第7回/全14回)高橋ルネ
アクターズ・インタビュー企画も、今回で半分まできました!
第7回は、目がキラキラして、リスみたいな可愛らしさの高橋ルネさんです。(2018年2月9日収録)
──お願いします。ルネさんって、名前がすごく素敵ですよね!
ルネッサンスのルネから取られました。母がつけてくれて、世界に通用する名前にしたいっていうことで!電話口で100%聞き直されます!あとクラス替えとか、名前だけ見て金髪で青い目の 美少女のハーフを想像されることが多くて(笑)けど、下の名前で、男女気兼ねなく誰でも、ルネちゃんって呼んでくれるのはすごい嬉しい。自分も好きな名前です。
──では、なぜ、映画美学校に入られたんですか
続きを読むアクターズ・インタビュー『S高原まで』(第5回/全14回)小林未歩
昨日、チケット売り止めの回が出ました!ありがとうございます。
まだまだご予約いただける回ございます。ぜひ見にいらしてください!
ご予約はこちらから→【https://t.co/c8BHhRybDE】
さて、第5回は、演出助手も器用にこなす、気配り上手な、小林未歩さんです。(2018年2月7日収録)
──よろしくお願いします。
小林さんとは、広報係として一緒にお仕事させていただいてますね。
ところでなぜ映画美学校に入られたんですか
私は元々、青年団の芝居、現代口語演劇が好きで。東京に出てお芝居に関わりたいなって思ってたんだけど、役者として関わるにしてもオーディションもなかなか受からないし。制作とかやってても逆に制作がメインになっちゃったりするから、だから、映画美学校には興味があって入りたいなってずーっと思ってて。それで、一昨年くらいに舞台をやるはずだったのがトラブルで中止になっちゃって。それですごい落ち込んで、もう本当に映画美学校くらいしか頼りの綱がない、みたいな状態で、入ったっていうのが流れですね。
──そもそも、小林さんがお芝居を始めたきっかけは?
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