映画美学校アクターズ・コース ブログ

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映画美学校アクターズ・コースの公式ブログです。アクターズ・コース俳優養成講座2023、9/1(金)開講決定!

【俳優養成講座7/30締切!】映画人より応援メッセージ!

9月2日(金)開講予定の「映画・演劇を横断し活躍する俳優養成講座」、とうとう明日7月30日(土)応募締切です!

開講に向け、第一線で活躍する映画人の方々より、応援メッセージをいただきました!映画監督、脚本家、キャメラマンから見たアクターズ・コース。
迷っているあなたの背中を押す一言に出会えるかもしれません。

 

 

菊地健雄(映画監督『ディアーディアー』)

「わからない」ことを積極的に引き受けることは、実は面白さへの一番の近道だと最近思っています。自分が見てきた面白い演技というものも、その演じた本人でさえもよく「わからない」まま必死にやってしまったなんてことはよくあることです。でも「わからない」ことに取り組むためにはそれなりに準備が必要です。そして、映画美学校アクターズ・コースという場は、その準備をするのにこれ以上ないくらい理想的な場です。何しろここには多種多様な価値観を持つ仲間や講師があなたを「わからなく」しようと待ち構えています。そこで揉まれて準備しながら、なんだかよく「わからない」けれども面白いものを一緒に追求して行けたら嬉しいですね。俳優って本当に大変だと思いますが、「わからない」ことの先にはこの上もない喜びがきっとあるはずです。

 

中瀬慧(『ジョギング渡り鳥』『そのおこだわり、私にもくれよ!!』撮影)

修了制作や実習の映画撮影でアクターズ・コースの生徒たちと関わること数回、どの期にも集団としての面白さがあった。上手いかどうかでいうと決して上手くはない。だが、ある一定期間ずっと一緒に芝居をして過ごした彼らは紛れもなく映画に必要な顔を備えていた。映画美学校アクターズ・コース はそれぞれが顔を作り、その後も進化させていく場所なのだと思う。

 

冨永圭佑(映画監督・脚本家『ライチ☆光クラブ』)

大学でどうしようもない自主映画を撮っていた僕は、映画美学校に入って監督が 芝居を演出しているということを初めて知りました。映画美学校にアクターズ・コースが出来て、どうやらそういう事でもないんじゃないか?と思うようになりました。俳優が何かを発している。本で読んだ巨匠や作家の方法論はとりあえず置いといて、今、この人たちと映画を作りたいと思いました。随分遠回りしたけれど、当たり前の事からまた映画を作っていきたい。

 

佐野真規(『コーヒーとさようなら』監督)

ぼくは俳優ではないのですが、アシスタントとしてアクターズ・コースに通う人たちと、映画美学校で過ごす時間と共にいました。講義に付き合った経験を振り返って思うことは、関わっていた人の真剣さと、穏やかさです。講師も一緒になって考えて、サポートしてくれる充実した学びの時間なのかもしれません。演技という技術を見つめる厳しさと、それ以上に演じる事を考える楽しさがありました。演じること、俳優としてその場にいること、その瞬間の答えを求めて ――思い切った飛び込みでも、ほんのちょっとした興味でも――半年間自分の時間をじっくり使うに資する場所だと思います。

 

磯谷渚(『天使の欲望』監督)

アクターズ2期の修了制作長編、3期の実習制作短篇、他にも何本かアクターズの方の出演作品にスタッフとして関わらせていただきました。

撮影現場では、キャストとスタッフの立場の関係性において互いに見栄をはることもなく、全員で映画や芝居の面白さを純粋に追求し続けました。

その現場の空気は、アクターズ・コースの講師の方々と受講生の皆さんで、講義を通じて作り上げてきたものに違いなく、その充実した時間を積み重ねていくこのコースは本当に魅力的で面白いです。

また一緒に映画を作りたいです。

 

また、フィクション・コースと合同で短編映画を制作するカリキュラム「映画演技実習(ミニコラボ実習)」で監督をしていただくフィクション・コース講師の大工原正樹さんからもメッセージをいただきました!

 

大工原正樹(映画監督『坂本君は見た目だけが真面目』『姉ちゃん、ホトホト さまの蠱を使う』)

ミニコラボは1日~2日の撮影しかない小さな映画だけれど、実はすでに5~6本の 傑作短編が生まれている。僕なんて監督になってから25年くらい経つけれど、恥ずかしながら今のところの代表作は、一昨年撮ったミニコラボだったりする。本気で撮る映画は予算とか日数とか関係なく楽しい。そして、監督を本気にさせてくれるのは、いつも脚本と役者なのだ。役者がノッて関わってくれるとたいてい面白い映画になる。だから今年、ミニコラボで出会う「俳優育成講座」の受講生がどんな人たちなのか、期待半分、不安半分、今からちょっとドキドキしている。

 

お忙しいなか、コメントを下さったみなさま、ありがとうございました!

みなさまのご応募をお待ちしております!

 

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映画・演劇を横断し活躍する俳優養成講座

〜演技を通じた新しいクリエーター創出を目的とする〜

9月2日(金)開講!応募締切7月30日(土)

http://www.eigabigakkou.com/course/actors/outline/